ハウゼッガー、ジークムント・フォン(1872-1948) レビュー一覧
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投稿日:2020/10/24
後期ロマン派の中二病交響曲と評した方がいたが、それに尽きる。シュレーカーの兄弟分か。はぁ?と言って通り過ぎるには面白すぎる音楽。何故か演奏、録音とも素晴らしいので加点して5点!
ファウスト博士 さん
投稿日:2010/04/18
これは名作である。幸喜ロマン派らしい複雑かつ精密な書法もさることながら、最大の魅力はチェレスタ、多数の打楽器、オルガンを含めたいかにもマーラーの系譜を立証させるごとき巨大管弦楽によるオーケストレーションであろう。 また諸氏がおっしゃっている通り、おそらく実演であればブラボーの声が飛び交うであろう感動的なクライマックス。後期ロマン派ファンのみなさん!是非このCDを手に取ってください。新しい至高の発見に感激されるであろうことうけあいです。
けーくん さん
投稿日:2010/01/03
もっと再評価されるべき秀逸な作品。ハウゼッガーが何故指揮者・作曲家としてもWikipediaに載らないのか疑問で仕方ない。 マーラー風のホルンのさみしげな咆哮から始まったかと思えば、ドイツ的で緻密なオーケストレーションで聴くものを圧倒していく。そのまま自然と混沌の入り乱れた音響世界が、最後は合唱をも巻き込みマーラーの復活終楽章のような劇的なる結末を迎えるまであっという間に繰り広げられる。 特に第三部のかっこよさが気に入っている。録音も新しく、非常に鮮明。演奏も非常によい。個人的にはシュトラウスよりマーラーに近いと思ったが、各人の視点によって変わるのだろう。 とにもかくにも、マイナー作品であるのが不思議なほどの素晴らしき交響曲である。
Seiru さん
投稿日:2008/11/17
マーラー、ブルックナー系譜ではなく、明らかにR.シュトラウス系。彼が当初アルペンsymの後半として計画していたというのはこういうものだったか、と思わせる曲だ。とにかくもう少し静謐な雰囲気が欲しいほど全編どこをとっても絢爛豪華に鳴り響く。好きな人にはたまらないのだろうが、いささかハリウッド的に過ぎるようで深いものを求めると裏切られるだろう。知られざる名曲はない、の感をまた新たにした次第。
gusutol さん
投稿日:2008/06/30
正に目から鱗の逸品。全1楽章構成で、交響曲と言うよりはむしろ交響詩に近い作品であるが、最後まで一気に聴かせてしまう強い説得力を持っている。最後はマーラーの復活を連想するかのような大合唱で締めくくられるが、この部分は特に魅力的で圧倒的な感銘を受ける。これほどの作品がこれまで埋もれていたとは理解しがたいが、このディスクの登場により、一人でも多くの人に聴いて頂きたいと思う、掛け値なしに素晴らしい作品だから。演奏も大変優れていて、この曲の価値をより高いものにしている。
ajomiran さん
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ありがとうございました
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