ニール・マクレガー

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100のモノが語る世界の歴史 2 帝国の興亡 筑摩選書

ニール・マクレガー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480015525
ISBN 10 : 4480015523
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
325p 19cm(B6)

内容詳細

定住生活から都市を、そして文明を築いた人類は、帝国の時代を迎える。強大な権力を手にした帝国の支配者たちは、図らずも同じ難題に直面する―異なる民族、異なる宗教、異なる文化をいかにして統治すればよいか。カリスマに頼り、権威を見せつけ、宗教にすがりつつ、興亡をくりかえした数々の帝国。彼らの産み落とした物に、人類の苦闘と発展の歴史を見る。大英博物館とBBCによる世界史プロジェクト第2巻。

目次 : 第7部 帝国の建設者たち(紀元前三〇〇〜後一〇年)/ 第8部 古代の快楽、近代の香辛料(一〜五〇〇年)/ 第9部 世界宗教の興隆(一〇〇〜六〇〇年)/ 第10部 シルクロードとその先へ(四〇〇〜八〇〇年)/ 第11部 宮殿の内部―宮廷内の秘密(七〇〇〜九〇〇年)/ 第12部 巡礼、侵略者、貿易商人たち(八〇〇〜一三〇〇年)/ 第13部 ステータスシンボルの時代(一一〇〇〜一五〇〇年)

【著者紹介】
ニール・マクレガー : 1946年イギリス生まれ。大英博物館館長。美術史家。美術学術誌「バーリントン・マガジン」の編集者を経て、87年から02年までロンドンのナショナル・ギャラリー館長。02年より現職

東郷えりか : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    宇宙船地球号で行われてきた人の営みの残滓→宝。→のシフトは価値観の相違。順不同で読んだ為、この2巻で完結。手にできたことに感謝できる書物だった。豊饒の文化を営々と残してくれた先祖(当時の人々の無意識の中で)すべての宗教が時を同じくして「図画による教え」を始めたことで遺産の拍車がかかって行ったようだ。中東の遺産も多く「この一帯には亡霊が見える」という一節がイメージを膨らませる。 船葬墓というのがあった。すべての有機物は溶けて何も残らない・・サントン・フーの兜、ベオウルフ 衝撃の一品。海と陸の歴史がまばゆい。

  • 放蕩長男 さん

    大英博物館に保管されている、人類史のお宝集第2弾です。それぞれの名品にまつわるバックストーリーをしっかり解説してくれるので、読み応えがあります。二巻は、通貨がとても多いですね。権力者が作れるモノの中では、日常生活を送る上でもっとも目にする機会が多いものは、お金でしょう。そこに自分や神様、過去の偉人を刻んだのは、やはり政治的な意図が絡んでくるのでしょう。

  • びいたな さん

    大英博物館館長著。全3巻の2巻目で、100のモノのうち紀元前300年から1500年頃までの35個のモノについて語られる。本書が面白いと思える一つの理由は著者の歴史観というかモノとそれにまつわる人間への真摯な(そして英国人らしいユーモアある)態度にあるのだと思う。また「埋まっていたモノ」ではなく墓や財宝として「埋めたモノ」も少なくなく、その事情を想像するのも面白い。中でも羽黒山の聖なる池に投じられて800年以上の時を過ごした銅鏡について、紫式部の描いた世界観とともに紹介する下りは興味深かった。3巻にも期待!

  • moonanddai さん

    世界中の多くの知られている歴史、多くのまだ知られていない歴史、そんなこと当たり前過ぎて、普段は全く気にしていませんが、ここに出てくる「モノ」を見ているとしみじみそんなことに気づかされます。東アフリカに流れ着いた陶片なんかからでも…。/イフェの頭像やヘドウィグ・ビーカーなんて、素敵ですね♪ヴァイキングのお宝なんて、まだ埋まっているのだろうか?/日本の銅鏡から、日本文化の精神構造みたいなものが、世界中に知られていくなんて、何となく面映ゆい。でも羽黒山の鏡が大英博物館にあるのだろう…?

  • EnJoeToh さん

    良い本。

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ニール・マクレガー

1946年イギリス生まれ。美術史家。美術学術誌「バーリントン・マガジン」の編集者を経て、1987〜2002年までロンドンのナショナル・ギャラリー館長を務めたのち、2002〜2015年まで大英博物館館長。2010年、イギリスで最も名誉とされるメリット勲章を受章した

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