ニールセン(1865-1931)
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ニールセン(1865-1931) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

176件
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  • 1番、5番、6番が名演。とりわけ1番はここまで曲の良さ...

    投稿日:2023/06/25

    1番、5番、6番が名演。とりわけ1番はここまで曲の良さを引き出した演奏はなかったと思うほどの鮮烈さ。6番もたいそう面白い。一方2番もメリハリがきき快調に進むが、ここで暴れてほしいというところでなぜかルイージは引いてしまう。第3楽章はエスプレッシーヴォで素晴らしいのだが。3番はフォルテで響きが飽和してしまいタイトルの「広がり」がもうひとつ。4番はティンパニを抑えオケに溶け込むようにしており、第4楽章最後の2人のティンパニストのバトルでやっと全開させる。こういう解釈もあっていいと思うが私には狙いすぎに感じられた。2〜4番はダウスゴー/シアトルのほうがよかったな。ダウスゴーが全集にならなかったのは残念。DGの録音はどこかおかしい。ダイナミックレンジは広く鮮明なのだがどこか作り物じみて感じるのだ。最近のDGはみなこんな感じであり、私の嫌いなLSOライヴの音に似てきている。ギュンター・ヘルマンスのいたころのドイツ・グラモフォンとは名前は同じでも全く別会社になったとつくづく思う。

    フォアグラ さん

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  • ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で...

    投稿日:2022/12/21

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で収録されたCDです。 収録されているのはニールセンの交響曲第4番「不滅」と、ブラームスの交響曲第4番を収録しています。 ニールセンはバルビローリが残したこの作曲家の作品の唯一の曲と知られており、他にライヴ録音も残っています。 イギリス音楽もそうですが、北欧の音楽にも良い演奏を残したバルビローリだけあり、悪くは無いのですが、あまりイマイチピンとこない演奏です。 ブラームスは旧盤にあたり良くも悪くも端正で、普通。 録音は年代を考えるとかなりいい感じの復刻になっています。

    レインボー さん

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  • ローカルの楽団が、豪快に挑んだニールセン。所々洗練...

    投稿日:2022/04/16

    ローカルの楽団が、豪快に挑んだニールセン。所々洗練されてないアンサンブルが響くが、その分面白さは随一。何事も一生懸命が一番である。田舎臭さがあるが、楽しい。

    silver さん

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  • ニールセン没後100年に出たパーヴォ・ヤルヴィ、ギル...

    投稿日:2022/01/22

    ニールセン没後100年に出たパーヴォ・ヤルヴィ、ギルバート、ストゥールゴールズらがいずれも気に入らず、バーンスタインの爪の垢でも煎じて飲めと書いたのだが、本命デンマーク人ダウスゴーを忘れていた。もう全然違う、2曲とも抜群の出来だ。切れ味鋭くニールセンの楽想に切り込み、爆発的な部分と牧歌的な部分の描き分けも見事。こういうニールセンが聴きたかったんだ。さらに録音最優秀、シアトル交響楽団も素晴らしい。アメリカでビッグ5なんて言われたのは昔の話、今地方オケとの実力差はほぼない。これは世界的な状況であり、おかげで有名オケの録音が出なくても全然気にならない。ダウスゴーのニールセンはまだ5番、6番が出ていないが、じっくり取り組むつもりなのかコロナのせいなのか。全集完結を望む。

    フォアグラ さん

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  • ニールセンの面白さを満喫できる全集、いつものヤルヴ...

    投稿日:2021/07/30

    ニールセンの面白さを満喫できる全集、いつものヤルヴィ、壺を押さえた解釈も納得できくる。全集ではベストと思わせる。

    ruri さん

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  • ここに収められている作品は、野外劇場で上映される劇...

    投稿日:2021/03/15

    ここに収められている作品は、野外劇場で上映される劇のためにニールセンが作曲した作品である。通常のオーケストラでなく、ウィンドオーケストラのために書かれているのはそのためであろう。吹奏楽だけということもあって、響きが貧弱になってしまうのは否めないが、コーラスやソリストのおかげである程度カバーはできているし、何よりも資料的価値が高い(すべて世界初録音だと思われる)ため、星4つ。

    miklos さん

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  • 劇付随音楽はカール・ニールセンが生涯にわたって取り...

    投稿日:2021/03/15

    劇付随音楽はカール・ニールセンが生涯にわたって取り組んだジャンルの一つであり、作品も多いため、ある程度作風の変遷を追うことが可能であるのだが、交響曲と比べて取り上げられる機会が圧倒的に少ない。 これはそんな不運な境遇に置かれているニールセンの劇付随音楽を取り上げた貴重なディスクである。交響曲や協奏曲と比較するとオリジナリティには欠けるが、親しみやすい曲がそろっており、また交響曲や協奏曲からはなかなか見えてこないニールセンの国民楽派的な側面も理解することができる。デンマークでのキャリアの長いハンガリー人指揮者ヴェテと歌唱陣は、国際的な知名度こそないが、レヴェルは高い。

    miklos さん

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  • ニールセンの交響曲の魅力を余すことなく伝える名盤。...

    投稿日:2021/03/14

    ニールセンの交響曲の魅力を余すことなく伝える名盤。 どの交響曲にも感動した。 また、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団がこれほど素晴らしいオーケストラだとは認識していなかったので、それにも驚いた。 そしてこれは数多いロジェストヴェンスキイの録音の中でもトップクラスにあたるだろう。 シャンドスの音質はとても綺麗。 ちなみにニールセンの交響曲の演奏時間はどれもたいてい35分位なのだが(第3番のみ40分を越える。)これはニールセンが演奏時間を計算して作曲したのだろうか。

    ユローヂィヴィ さん

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  • 楽譜に書かれている音符を全て過たずに実音に変換する...

    投稿日:2021/03/13

    楽譜に書かれている音符を全て過たずに実音に変換する、この手管にかけてはカラヤンほど優れた指揮者は存在しなかった、と言える。が、カラヤンにとってカタログを埋めるためだけに演奏した曲は、ただただ音響的に華やに録音しているだけ、そんな印象も多くの人に与える。 ニールセンの交響曲で第4番「不滅」だけを録音したのも、もっともベルリン・フィルのヴィルトゥオジティを発揮できるための選択だったのだろう。この曲は終楽章で二つのティンパニが「殴り合い」そして最終的には一方が沈黙し、残っったティンパニが勝利の凱歌を歌い上げる、それは、第一次世界大戦中に作曲された経緯もあり「侵略」と「防衛」に擬える解釈も存在している。北欧系の指揮者は、それを強調するため、あえてティンパニを左右の両端に配して演奏し録音しているケースが多い。 が、カラヤンは、二組のティンパニを中央においている。つまりカラヤンはこの曲におけるティンパニが何を意味しているかを理解せず、ただ音響的なバランスを重視して演奏しているだけなのだ。 外面的には申し分のないこの演奏は、あくまで曲の深層まで踏み込まないゆえの美演でしかない。

    吉川英治 さん

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  • ここで取り上げられている劇音楽「母」は、1920年に南...

    投稿日:2021/03/11

    ここで取り上げられている劇音楽「母」は、1920年に南ユトランド(北部シュレースヴィヒ)が「母なる」デンマークに復帰したことを祝福するために作曲された。1921年1月にコペンハーゲンにて初演され、大成功を収めた。その年の3月にはオーデンセの劇場でも演奏された記録が残っている。 だが、その後一部の楽曲が演奏会で取り上げられることはあっても、全曲版が演奏されることはついぞなく、今回が世界で初めての全曲録音である。 全曲版では、全体的に南ユトランドの母たる「デンマーク」への復帰を祝うという祝祭的かつ愛国的な雰囲気が強く感じられ、音楽も同時期に作曲された交響曲5番と比較すると親しみやすい。

    miklos さん

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