ニコール・フォースグレン

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LeanとDevOpsの科学 Accelerate テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する

ニコール・フォースグレン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784295004905
ISBN 10 : 4295004901
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
319p;21

内容詳細

本書は、数年にわたる科学的で厳密な調査研究を基に、開発組織を改善するために必要な仕組みを解説しています。LeanやDevOpsといった開発・運用スタイルが、組織文化、リーダーシップ/マネジメントとどう関連しているかを明らかにし、パフォーマンス向上を促すケイパビリティ(組織の様々な機能・能力)を示しました。本書の内容は、パフォーマンス向上の原則を最も信頼のおける形で示しており、ITに関わる方々に限らず、多くの人々にとって意義深い一冊となっています。

目次 : 第1部 調査結果から見えてきたもの(業務を加速させるということ/ 開発組織のパフォーマンスを計測/ 組織文化のモデル化と測定、改善の方法/ 技術的プラクティス―継続的デリバリの基本原則と効果/ アーキテクチャのキーポイント/ デリバリライフサイクルに情報セキュリティを組み込む/ ソフトウェア管理のプラクティス/ ソフトウェア管理のプラクティス/ 製品開発のプラクティス/ 作業を持続可能にする―デブロイ負荷とバーンアウトの軽減/ 従業員の満足度、アイデンティティ、コミットメント/ 変革型リーダーシップとマネジメントの役割)/ 第2部 調査・分析方法(統計学的背景/ 計量心理学入門/ アンケート調査を採用する理由/ データの収集方法)/ 第3部 改善努力の実際(ハイパフォーマンスを実現するリーダーシップとマネジメント―Steve Bell+Karen Whitley Bell/ おわりに)

【著者紹介】
ニコール・フォースグレン : DORA(DevOps Research and Assessment)社のCEO兼主任研究員。DevOpsに関するものでは過去最大規模の研究を率いる主任研究者として最も知名度が高いが、教授職およびパフォーマンスエンジニアも兼務し、研究成果を複数の学会誌に発表してきた

ジェズ・ハンブル : 『The DevOps Handbook』、『Lean Enterprise』、『Continuous Delivery』(Jolt Awardを受賞)の共著者、DORA社を立ち上げ、高業績チームの育成法を研究するかたわら、カリフォルニア大学バークレー校で教鞭も執っている

ジーン・キム : Tripwireの創業に参加しCTOを13年務めた後、IT Revolutionを創業しDevOpsなどに関する調査・研究を行っている。『The Phoenix Project』『The DevOps Handbook』『The Visible Ops Handbook』の共著者。多彩な受賞歴を誇る。「DevOps Enterprise Summitカンファレンス」も主催している

武舎広幸 : マーリンアームズ株式会社代表取締役。機械翻訳など言語処理ソフトウェアの開発と人間翻訳に従事。国際基督教大学の語学科に入学するも、理学科(数学専攻)に転科。山梨大学大学院修士課程に進学し、ソフトウェア工学を専攻。修了後、東京工業大学大学院博士課程に入学。米国オハイオ州立大学大学院、カーネギーメロン大学機械翻訳センター(客員研究員)に留学したのち、満期退学後、マーリンアームズ株式会社を設立

武舎るみ : マーリンアームズ株式会社取締役。心理学およびコンピュータ関連の書籍翻訳のほか、フィクションの翻訳にも従事。オンライン翻訳講座の運営も行っている。学習院大文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 月をみるもの さん

    普通に考えると相反するはずの Dev(新規開発)とOps(安定運用)が、「あるやりかた」を用いて臨界点を超えれば、むしろお互いを補い合う両輪となる、、、というのは概念的にはわかるし、アンケート結果の統計解析からそれが裏付けられてるのかもしれないけど、じゃあ自分たちが現場でどうすりゃいいのか、、ってのは、また別問題ってことですよね。Git と Slack と lint と、、、、、を使ってれば、それでよしってわけでもないし、「企業文化の醸成」とか言われてもなあ。。。。

  • Sohei Takeno さん

    「実用性がある」「個別ではなく業界全体を前進させる」という点で、非常に良書だった。なんとなくソフトウェアデリバリ一辺倒なのかなという予断を持っていたが、それだけでなくプロダクト開発・組織文化・アーキテクチャなどとの関係を適切に解き明かしており、より包括的な研究結果だったのが嬉しい。 この研究結果の活用方法は、経営とソフトウェア投資を接続する論拠や、メトリクスによる改善などが特にピックアップしやすいところだろうが、より全体として使えるものだと思った。

  • iwtn_ さん

    ソフトウェア開発とそれを行う組織において、ハイパフォーマーの傾向を探っている。手法はアンケートによる定性・定量的な調査。物凄く大雑把にまとめると、アジャイルでリーンな手法を採用していると良い結果になる、とのこと。具体的な内容は是非購入を。少し古い本であるがオライリーのMaking Softwareを思い出した。ページの半分近くが計測手法の解説であること、1000件程度のデータを集めていることから、それなりに信頼しても良さそう。全ての企業がIT技術を使うことになる現在、経営者には是非読んで欲しくなる一冊。

  • かえるこ さん

    図書館タイムアウトで途中までを斜め読み。ぜんぜん理解が及んでいないが、わかったことだけメモ◆DevOpsの採用により組織のパフォーマンスを向上できる◆SWデリバリのパフォーマンス計測尺度@デリバリのリードタイムAデプロイ頻度Bサービス復旧所要時間MTTRC変更失敗率、どれも低い組織がハイパフォーマー。パフォーマンス改善と安定性・品質向上との間にトレードオフの関係はない◆成熟度モデルではなくケイパビリティモデルに焦点を。目的は「到達」から「継続的改善」へ。

  • みや さん

    噛み砕き切れてない部分多いけど、現時点での感想としては、Lean、DevOps、Agile、etc…を「メリットしてのやる理由」を科学的に提供してくれる本という印象の本だった。 一方で本質的になぜやるのかって言う部分は見失わないようにしたい。 ここでも銀の弾丸はない、が徹底的に説明されていていかにその思い込む傾向が強いのかが分かる

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