ニコール・ハナ=ジョーンズ

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1619年プロジェクト 下 アメリカの黒人差別の歴史

ニコール・ハナ=ジョーンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560091852
ISBN 10 : 4560091854
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

建国史を奴隷制と黒人の視点から捉え直し、最初の黒人奴隷が到着した「1619年が米国の真の始まり」と位置づけ、大反響を呼んだ書。

【著者紹介】
ニコール・ハナ=ジョーンズ : 1976年米国生まれ。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』の常勤ライター、ハワード大学ナイト財団寄付教授。人種的不正義の報道に従事し、米国(特に学校)での人種隔離の存続についての研究で「マッカーサー・フェロー」に選出される。ジャーナリズムで「ジョージ・ポーク賞」を二度、「ピーボディー賞」を一度、「ナショナル・マガジン賞」を三度、2020年度「ピュリツァー賞」(論評部門)を受賞している。米国芸術科学アカデミーの会員にも選出される

森本奈理 : 1976年奈良県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻(アメリカ文学)博士課程単位取得退学。文教大学文学部英米語英米文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sayan さん

    建国の主役は存在証明、ナショナル・ナラティブの所有者を問う。「1776年の神話」に基づく支配構造への抵抗は、本書ch9のタイトルは次を示唆するか。それは自衛権が「最終手段」という法的・倫理的制約を崩壊させ「最初の手段」となった対立構造だ。自衛に先立つ退避義務の優先は1776年の神話の承認=自己の存在否定に直結する。弁証法も機能不全だ。法の論理を超越し「決して引けない StandYourGround」という存在証明を賭けた、価値ではない信仰そのものだ。1619年は新しい歴史ではない「真の起源」の重みを持つ。

  • pati yayan さん

    ほとんど知られていないアメリカ黒人の歴史をあらゆるジャンルから読み解いていった本。建国以前からの400年間にわたる黒人の労働や創意工夫や刻苦勉励があってこそのアメリカであり、もし黒人がいなければアメリカの今日の繁栄はあり得ない。人種差別から格差が生まれたのではなく、格差をつけるための差別化が為されたという意見は新鮮だ。こういう歴史を公教育の場でもっと教えるべきだろうと思う。先頃『絵本戦争』という本も読んだが、現在でも実際にあったことを無かったことにする教育が、公立の学校でなされていることが腹立たしい。

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1976年米国生まれ。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』の常勤ライター、ハワード大学ナイト財団寄付教授。人種的不正義の報道に従事し、米国(特に学校)での人種隔離の存続についての研究で「マッカーサー・フェロー」に選出される。ジャーナリズムで「ジョージ・ポーク賞」を二度、「ピーボディー賞」を一度、「ナ

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