ニキフォロス=ヴリエニオス

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ニキフォロス=ヴリエニオス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865820508
ISBN 10 : 4865820507
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

西洋古代・中世を通じて唯一といわれる女性歴史家、アンナ・コムニニが、ビザンツ帝国を再建した父アレクシオス1世の治績を綴った大著『アレクシアス』の礎となった、夫ニキフォロスによる歴史書を初邦訳。アレクシオスの父の世代から語り起こし、皇帝ロマノス4世がトルコ軍の捕虜となったマンツィケルトの戦い(1071年) 、著者の祖父ニキフォロス・ヴリエニオスの反乱(1077年)、メリシノスの反乱(1080年)までを、若きアレクシオスの活躍とともに活写する。マンツィケルトの戦いを記録した同時代の歴史書4書(抜粋)も収載。解題と詳細な訳註を付す。

【著者紹介】
ニキフォロス=ヴリエニオス : 1080頃?〜1137/38年。アドリアヌポリスの有力な軍人貴族の出で、ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムニノス(在位1081〜1118年)の息女アンナ=コムニニ(1083〜1154/55年頃)と結婚し、皇帝の娘婿として外交・行政・軍事に手腕を発揮する。皇后イリニや妻アンナからアレクシオス1世の後継として即位を期待されるも野心的な行動をとらず、アンナの弟ヨアニスが帝位に就くとそれに仕えた。義母イリニの依頼によりアレクシオス1世の事績を伝える歴史書(本書)を執筆する

相野洋三 : 1941年、神戸市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学)単位取得後退学、2002年兵庫県立高校を退職後、「ビザンツ帝国海軍組織の研究」により博士学位(歴史学)取得。2023年11月16日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 猫耳ありす さん

    佐藤双葉さんの『アンナ・コムネナ』が完結し、史実が知りたくて、アンナの著書と生涯について詳しく載っている『歴史学の慰め』、さらに新書の『ビザンツ帝国』も併せて拝読。 登場人物がかなり多く、皇帝が次々変わるので『ビザンツ帝国』で先に顛末と家系図を理解した上で一気に読む。親や親族の名前を子の名前にするから同じ名前が何度も登場する。大変。 小説?と思うくらい詳細に書かれてあって(残酷なシーンもあるけど)面白くて読み進めていくと途中でこの歴史書は終わる。亡くなってしまったので未完とのこと。

  • Βουλγαροκτόνος さん

    硬質な内容なので、イサキオス1世末期からアレクシオス1世即位までの流れを事前に把握し、序文[11]から読み始めるのがおすすめ。それ以前の部分はヴリエニオスの真作ではなく、歴史的背景も煩雑なので後回しで良い▼巻末にはプセロスやアタリアティスらの同時代文献邦訳も掲載されており、比較研究も可能な1冊▼目玉はマンツィケルトの戦い。セルジュークに惨敗した後のロマノス4世の捕囚(あのウァレリアヌス以来の事件!)、驚きの生還、復位への動きが鮮やかに描かれている▼相野先生の遺作とも言える本書。ご冥福をお祈りします。

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ニキフォロス=ヴリエニオス

1080頃?〜1137/38年。アドリアヌポリスの有力な軍人貴族の出で、ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムニノス(在位1081〜1118年)の息女アンナ=コムニニ(1083〜1154/55年頃)と結婚し、皇帝の娘婿として外交・行政・軍事に手腕を発揮する。皇后イリニや妻アンナからアレクシオス1世の後継と

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