ナサニエル・ホーソーン

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黒 百年文庫

ナサニエル・ホーソーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591119143
ISBN 10 : 4591119149
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,177p

内容詳細

日本と世界の文豪による名短篇を、漢字1文字の趣に合わせて1冊に編むアンソロジー。本書は、ホーソーン「牧師の黒のベール」など、怖いような、おかしいような、忘れられない奇妙な後味の作品を収録。

【著者紹介】
ホーソーン : 1804‐1864。アメリカの作家。マサチューセッツ生まれ。ピューリタンの古い家柄の出身で、先祖には魔女裁判の判事を務めた者もいた。人間存在の罪をテーマにした作品が多く、優れた短篇作家としてもよく知られている

夢野久作 : 1889‐1936。福岡県生まれ。新聞記者として、関東大震災などの取材で活躍した後、1926年に雑誌「新青年」で作家デビュー。江戸川乱歩にも高く評価された

サド : 1740‐1814。フランスの作家。その名が「サディズム」の語源になっている。不品行で何度も投獄され、獄中で多くの小説を執筆。作品は長らく禁書扱いされていたが、現在では高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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全体的に怪しい雰囲気が漂っているこの本。...

投稿日:2018/05/12 (土)

全体的に怪しい雰囲気が漂っているこの本。作者の並びも危険(笑)ですが大変おもしろく一気に読んでしまいました。個人的にサドがこんな小説を書いていたのにびっくり。

ethica さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 風眠 さん

    どんな強い色も塗りつぶしてしまう、そんなきっぱりと潔い黒ではなく、たくさんの色を混ぜて、混ぜて、混ぜ続けた結果の黒。それは濁っていて、色で分類するなら黒だけれど正しい黒とは違う。どんな時も黒いベールを外さない司祭フーバー。そんな彼を見る人々の心に宿る黒(『牧師の黒のベール』ホーソーン)。ゴシップ記者と妖艶な未亡人、それぞれの心に宿る黒(『けむりを吐かぬ煙突』夢野久作)。魔がさす心に宿る黒(『ファクスランジュ』サド)。人の心に宿る黒は、極端に傾いた感情が混ざり合った黒。猜疑、嗜好、盲信、欲望で濁った黒の心。

  • 鯖 さん

    ホーソンと夢野久作とサドの黒をテーマにした三篇。夢野久作がカタカナ多めの乱歩だなあと思った。…まあ、ドグラマグラをのぞけば、初めて読んだ彼の作品なので、よくわかってない。サドのはひっでえ男だなあとは思ったけど、サドというイメージから思い浮かぶ悪や黒ではなくて、そこらへんの小悪党だなあという感じで拍子抜け。ホーソンは緋文字は読んだことあるんだけど、あの緋色の印の代わりが生涯外されることのなかった黒のマスクなんかなあ…。

  • ぐうぐう さん

    黒を描く三編。夢野久作の「けむりを吐かぬ煙突」も、サドの「ファクスランジュ」も印象深いが、何よりもホーソンの「牧師の黒のベール」がすごい! ある日、牧師が黒のベールで顔を覆って、人々の前に登場する。たった一枚のベールが、人々を動揺させ、価値観を揺さぶる。薄いベールが、牧師と人々を、やがては世界を隔てていく。ベールの黒が、人々の心の奥底の黒を、呼び覚ますのだ。

  • マッキー さん

    サドの「ファクスランジュ」が印象的。ファクスランジュ嬢が自らを金持ちだと名乗るフランロに惹かれて結婚するが実は金持ちというのは真っ赤な嘘で騙されて山奥へ連れ去られる、といった話。最後はもともと好きだったゴエに助けられるもハッピーエンドにはならない。実にこのテーマの漢字「黒」にふさわしい話だと思う。

  • 神太郎 さん

    ホーソーンは「夜に出歩く」人なせいか黒という色はイメージしやすい作家さん。作品もどこか「暗さ」がある。やや理解しづらい部分もあったけど、面白い。夢野久作は「いつも通り」な作品。意外にビックリしたのはサド。イメージ的にもっとエグイ作家なのかと思ったけれども、そうでもなかった。ちょっとびっくり。 作品の「色」とも取れるし「ヒトの中に潜む闇」の色とも取れる。 面白い作家さんが集まった巻だったと思う。

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