ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 シュターミッツ四重奏団(10CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL95498
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲全集、弦楽三重奏曲
シュターミッツ四重奏団


チェコ出身で、同郷の作曲家の名前を冠した「シュターミッツ四重奏団」の代表的録音。結成3年目から足掛け7年の歳月を費やしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲を全曲レコーディングしたという内容で、もともとのレコード会社はドイツのBAYERレーベルでした。
今回、オランダのBrilliantレーベルからのライセンス・リリース盤が新装再発売になったことは、アルバムの内容を考えると非常に喜ばしいことで、ドヴォルザークならではの美しい旋律がふんだんに投入された数々の弦楽四重奏曲の魅力を、聴きやすい音&端正な演奏によって手軽に味わうことが可能と言えるのではないでしょうか。
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチに次ぐ作品数を誇るもので、断章やピアノ曲の編曲(《2つのワルツ》)、歌曲集からのもの(《糸杉》)などを含めると、彼等の作品群に優に匹敵する規模に達していると見ることも可能です。
とは言え、有名なのは《アメリカ》ばかりで、それ以外の作品は演奏される機会があまりなく、真価がなかなか理解されていないというのが現状で、そうした状況を打破するのがこのお手頃価格の全集と言えます。
美しい旋律と綿密なアンサンブル書法の醍醐味が、室内楽のデリケートで芳醇な世界へ聴き手をいざなってくれる効能も抜群のこの「全集」、室内楽ファンに限らずお薦めできる内容の濃さがたまらなく魅力的です。

【収録情報】
Disc1
● 弦楽四重奏曲ニ長調 B.18(第3番)

Disc2
● 弦楽四重奏曲変ロ長調 op.4, B.17(第2番)
● 弦楽四重奏断章イ短調(アンダンテ・アパッショナート)

Disc3
● 弦楽四重奏曲ホ長調 op.80, B.57(第8番)
● 糸杉(夕べの鐘) B.152

Disc4
● 弦楽四重奏曲ホ短調 op.10, B.19(第4番)
● 弦楽四重奏断章ヘ長調 B.120

Disc5
● 弦楽四重奏曲ヘ短調 op.9, B.37(第5番)
● 弦楽四重奏曲イ短調 op.12,B.40(第6番)

Disc6
● 弦楽四重奏曲イ長調 op.2, B.8(第1番)
● 弦楽三重奏曲(テルツェット)ハ長調 op.74, B.148

Disc7
● 弦楽四重奏曲ハ長調 op.61, B.121(第11番)
● 2つのワルツ op.54, B.105

Disc8
● 弦楽四重奏曲ニ短調 op.34, B.75(第9番)
● 弦楽四重奏曲イ短調 op.16, B.45(第7番)

Disc9
● 弦楽四重奏曲変ホ長調 op..51, B.92(第10番)
● 弦楽四重奏曲変イ長調 op.105, B.193(第14番)

Disc10
● 弦楽四重奏曲ヘ長調 op.96, B.179(第12番)
● 弦楽四重奏曲ト長調 op.106, B.192(第13番)

 シュターミッツ四重奏団

 録音時期:1987-93年
 録音場所:プラハ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 原盤:BAYER

総合評価

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5.0

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ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集はプラハ...

投稿日:2023/05/21 (日)

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集はプラハ四重奏団のものを持っているが、演奏も録音もこのシュターミッツ四重奏団の全集が上回っている。ドヴォルザークは屈指のメロディメーカーであり曲の完成度とかうるさいことを言わなければ、有名な「アメリカ」以外でも聴く価値のある曲ばかり。弦楽四重奏曲というあまり売れ線ではない分野なので録音に恵まれていないだけのことである。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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このボックスセットは素晴らしい。ドヴォル...

投稿日:2021/03/06 (土)

このボックスセットは素晴らしい。ドヴォルザークの弦楽四重奏曲はあまり有名ではなくても良い曲ばかりだ。ブラームス曰く、ドヴォルザークのゴミ箱から拾い集めた旋律で交響曲が一曲出来る、という程のメロディメーカーはカルテットでも同様です。

ぽんた さん | 静岡県 | 不明

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バイヤー盤のドヴォ弦四は、ちょっとお高い...

投稿日:2010/09/13 (月)

バイヤー盤のドヴォ弦四は、ちょっとお高い輸入盤で、なかなか手が出ず、また中古市場にも出回らず、縁のないものと思っていました。それが、この値段。ほぼ当時の一枚分ほどで全てが揃う。信じられない。演奏はアンサンブルを重視した精緻なもので、巨匠的な出しゃばりはなく、はったりめいた溜もなく、流れが留まることもない。それでいて、クライマックスでは見事な高潮感を与え、過不足のない見事なものだ。ちょっと聴きではなく、じっくり聞き込んでみたい。そんな演奏だ。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

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