基本情報
内容詳細
本書は、アメリカの科学技術哲学者であり、現象学やプラグマティズムの造詣も深いドン・アイディによる技術哲学の入門書。アイディは、ハイデガーやベンヤミンといった現代社会における技術批判の哲学者を第一世代とするならば、彼らを乗り越えようとした第二世代の技術哲学者の筆頭となる。本書の原書(英語)は、全体で80ページほどの短いもので、かつ、北京大学の大学生に向けて行われた講義を基にしており、彼の哲学への入門的な案内書ともなっている。
目次 : 第1章 ポスト現象学とは何か?(プラグマティズムと現象学/ 現象学とプラグマティズム ほか)/ 第2章 テクノサイエンスとポスト現象学(現象学と技術哲学/ 現象学とアハターハイスのリスト ほか)/ 第3章 見えないものの可視化 イメージング・テクノロジー/画像化技術(経験的転回/ 歴史的なもろもろの変項 ほか)/ 第4章 事物は語るか? 物質の解釈学(視覚的解釈学/ 物質的解釈学 ほか)
【著者紹介】
ドン・アイディ : 1934年1月14日生‐2024年1月17日没。アメリカの技術哲学者であり、ポスト現象学の提唱者。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校で43年間教鞭を執る
稲垣諭 : 青山学院大学公法学科卒、東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。文学博士。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て、東洋大学文学部哲学科教授。専門は現象学、環境哲学、リハビリテーションの科学哲学
増田隼人 : 2020年に東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程を修了(文学博士)。東洋大学および富士リハビリテーション大学校非常勤講師。専門は現象学、習慣論
沖原花音 : 現在、東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程在籍中。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)次世代研究者挑戦的研究プログラム研究学生。専門は現象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
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mim42 さん
読了日:2025/09/17
iwtn_ さん
読了日:2025/09/06
Go Extreme さん
読了日:2025/05/27
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