DVD

彼女が死んじゃった。DVD-BOX

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VPBX11993
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ボックスコレクション
音楽
:

内容詳細

 あのへんてこりんな日々は、いきなり始まった。
安西ハジメ(長瀬智也)が石井ゆかり(木村佳乃)と出会った場所は、湘南のラブホテルの待合室。気まずい沈黙の中、流れたBGMのさびのフレーズを同時に口ずさんだ二人は意気投合。互いの相手が泥酔状態だったのをいいことに、その相手同士を部屋に押し込んでホテルを飛び出した。ゆかりを連れて向かった先は、江ノ島のハーバーに係留された大型クルーザーの中。クルーザーは謎の金持ち・蒲田資雄(西村雅彦)の所有なのだが、売れないダンサーのハジメは、管理するという名目でここをネグラにしているのだ。

 ハジメは今まで何人もの女をこのキャビンに連れ込んでいた。キャビンにあるのはその記録といえる100本近い歯ブラシがぶら下がった小さなクリスマスツリーだ。「どうでもいいのは3本100円。いい女は豚毛の高級品。」ゆかりの豚毛の歯ブラシもツリーに吊るされた。ゆかりは、ハジメの携帯に自分の電話番号を登録した。「あたしを探して、見つけて。」と意味深につぶやく。「電話して。」言われたハジメは、それに答えなかった。いつもと同じ、一夜限りの関係だと思ったからだ。お腹がすいたハジメはラーメンでも食べに行こうと提案するが、ゆかりは冷蔵庫のあまり物でキムチ雑炊を作ってくれた。ハジメは久しぶりの手料理を味わい、早朝、港までゆかりを送り届けた。

 数日後、熱海の温泉ホテルでの仕事中、ハジメは退屈しのぎにゆかりの携帯に連絡しようとした。『イシイ』『ユカリ』何度か検索してみるが、なぜかゆかりのデータが見つからない。ハジメがゆかりの消息を知ったのは、熱海からダンサーの八千代(赤坂七恵)をクルーザーに連れて帰ってきた時であった。

 ハジメは、突然やってきた2人の人物から、3日前、ゆかりがマンションの屋上から飛び降りて死んだと知らされた。2人の人物とは、姉のゆかりに渡すよう頼まれたという金魚鉢を持つ女子大生の石井玲子(深田恭子)と、ゆかりの婚約者だったという吉川良夫(香川照之)。玲子から葬儀の写真を見せられたハジメは、状況が全く理解できない。悪い冗談としか思えなかった。遺書はなかったが、警察は他殺の疑いなし、と断定したらしい。

 そんな中、ハジメは、良夫が話したことに興味をそそられた。自殺の原因が思い当たらないという良夫は、ゆかりの携帯に登録されている196人全員を訪ねれば、その謎を解明する手掛かりが掴めるかもしれない、という。その最初の人物が“アンザイハジメ”だったというわけだ。ハジメは、かわいい玲子も“携帯巡りの旅”に行くと知り、ぜひ一緒に連れて行って欲しいと頼み込む。

 そして、ハジメ、玲子、良夫の“携帯巡りの旅”が始まった――。

ユーザーレビュー

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『今までに観た事のなかったドラマ』の感覚...

投稿日:2004/05/03 (月)

『今までに観た事のなかったドラマ』の感覚を覚えた。進行中、少し物足りなさを感じていた携帯巡りが5話によって打ち破られた。5話は理屈抜きに泣いた。。。ゆかりの本心を詠った『5:55』に胸が張り裂けんばかりに締め付けられ、人と人の何気ない出会いと別れ、そしてその切なさを乗り越え、大事なものを得る事の大切さをテーマにした様に感じた。私にとっても、忘れられないドラマとなった。人は堕落するのは簡単だけど、成長するのは難しい。。。でも、人は変われるのだ!『生きる意味』を再確認できる素晴らしい作品。

ともか さん |    | 不明

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