CD 輸入盤

最後のソナタ集 イザベル・ファウスト、アレクサンドル・メルニコフ、ジャン=ギアン・ケラス、ハヴィエル・ペリアネス、マガリ・モニエ、他

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902303
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ドビュッシー没後100周年記念リリース
ファウスト、ケラス、メルニコフ、メストレも参加の超豪華メンバーによるドビュッシー!


ハルモニア・ムンディがお送りするドビュッシー没後100周年記念シリーズ、「最後のソナタ集」と題し、ファウスト、ケラス、メルニコフ、メストレ、タメスティらが参加しているという注目盤の登場です!
 ドビュッシーは晩年様々な楽器のための6つのソナタを作曲しようと考えていましたが、実際にはここに収録された3作を書き上げた翌年に亡くなってしまいます。この計画の最後となったのはヴァイオリン・ソナタでしたが、これはドビュッシーの文字通り最後の作品となりました。冒頭でメルニコフが奏でる繊細きわまりない和音から一気に世界に引き込まれます。ファウストの演奏は、独特のミステリアスでかわいたような空気を漂わせつつも、非常にきめこまやかな表情づけで、一音一音、休符までも聴きの逃してはならぬ、と思わせられる演奏です。
 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタについてドビュッシーは友人にあてた手紙の中で「これは私が作曲の仕方を今よりは多少知っていた頃の作品だ。何年の前のドビュッシー、そう、『夜想曲』の頃のドビュッシーのようだ」と語っています。『ビリティスの歌』や『6つの古代墓碑銘』と、古のフランスのクラヴサン音楽の典雅さが融合したようで、独特の魅力にあふれた本作を、最高のメンバーで聴けます。マガリ・モニエは2003年よりフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務め、2004年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した名手。ハルモニア・ムンディでは初登場となります。彼女が演奏しているルイ・ロット(ルイ・ロット/1855年に工房を立ち上げ1951年まで存在していたオールド・フルートの代表格)のフルートは、ジョゼフ・ランパル[1895-1983]そしてその息子ジャン=ピエール・ランパル[1922-2002]らが演奏していたもの、また、ハープはレ・シエクルも用いている楽器で、まさにドビュッシーの頃の音色で楽しむことができるという意味でも貴重な演奏となっております。
 最後の3つのソナタの中では最初に完成したチェロ・ソナタ。ここではケラスと、スペインのペリアネスという顔合わせによる演奏でお聴き頂きます。作品の世界に一歩踏み込んだ、繊細な色彩の描き分けが見事。より細やかな表情づけがなされており、絶妙な間合いの中にも「あそび」が感じられる演奏となっております。なお、ケラスは2008年にアレクサンドル・タローとドビュッシーのチェロ・ソナタを録音しておりますが、そちらはシャープさが際だった演奏で、10年の時を経ての変化にも感じ入る演奏となっております。
 ピアノ独奏作品もすべて晩年のもの。奏でるのはタンギ・ド・ヴィリアンクール。フランスでは若くして名手としてソロに室内楽にバリバリと活躍、リストのような超絶技巧はもとより、古典から現代ものまで完璧に弾きこなすテクニックは圧巻です。
 ドビュッシーの晩年の作品世界の多様性に、名手たちのきめこまかな演奏によってあらためて感じ入る1枚となっております。(輸入元情報)


【収録情報】
ドビュッシー:
1. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 (1917)

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」)
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

2. 英雄の子守歌 - ベルギー国王アルベール1世陛下とその兵士たちをたたえて (1914)
3. アルバムのページ(負傷者の服のための小品) (1915)

 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)

4. フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ ヘ長調 (1915)
 マガリ・モニエ(フルート/1880年、ルイ・ロット、製造番号2862/調整:ベルナール・デュプラ)
 アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」、1672年製)
 グザヴィエ・ド・メストレ(ハープ/エラール社製、19世紀末のルイ16世スタイル/調整:レ・シエクル)

5. エレジー (1915)
 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)

6. チェロ・ソナタ ニ短調 (1915)
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)

7. 燃える炭火に照らされた夕べ (1917)
 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)


 録音時期:2016年12月、2017年12月、2018年1-2月(1-3,5-7) 2017年6月(4)
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ(1-3,5-7) パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Debussy: Violin Sonata in G minor Isabelle Faust (violin), Alexander Melnikov (piano)
  • 02. Debussy: Berceuse hroque Tanguy de Williencourt (piano)
  • 03. Debussy: Page d'album Tanguy de Williencourt (piano)
  • 04. Debussy: Sonata for Flute, Viola & Harp Magali Mosnier (flute), Antoine Tamestit viola), Xavier de Maistre (harp)
  • 05. Debussy: lgie, L138 Tanguy de Williencourt (piano)
  • 06. Debussy: Cello Sonata Jean-Guihen Queyras (cello), Javier Perianes (piano)
  • 07. Debussy: Les soirs illumins par l'ardeur du charbon Tanguy de Williencourt (piano)

ユーザーレビュー

総合評価

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どれもすばらしい演奏でした。昔のグリュミ...

投稿日:2020/04/26 (日)

どれもすばらしい演奏でした。昔のグリュミオーやジャンドロンによる録音に馴染んでいた耳には、全く別の楽曲のように聞こえる。ここで演奏している中堅音楽家たちは本当に感性が鋭敏で、一瞬たりとも退屈な瞬間がないと言っても誇張ではない。最初なので通して聴きましたが、本来なら1曲ずつ集中して聴くべき演奏。1つだけ特記するならば、イザベル・ファウストのヴァイオリン・ソナタ。ややゆっくりしたテンポで、音色に極度に繊細な配慮を施しながら奏していく。また、録音がすばらしい。このレーベルの最近の録音は優秀ですね。3つのソナタの間にドビュッシー晩年のピアノ小品を配する構成も粋です。

Bartokian さん | 東京都 | 不明

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何処までも透き通った雅趣に満たされたアル...

投稿日:2018/12/28 (金)

何処までも透き通った雅趣に満たされたアルバム。音の光と影の揺蕩いが織りなす贅沢な快楽。とりわけ極上の時が過ごせるのはフルートとヴィオラ、ハープのソナタ。フルートの透明な美音は堪え難いほどだし、それを支えるヴィオラのうまいこと。そしてファウストとメルニコフ、黄金コンビのヴァイオリン・ソナタもまた。といってケラスのチェロが劣るわけでもない。いずれ菖蒲か燕子花。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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あまりの魅力に好きにならずにいられなくな...

投稿日:2018/11/13 (火)

あまりの魅力に好きにならずにいられなくなる 第一に音色の魅力から離れられない ピリオド楽器というだけでは言い尽くせないが 作曲 楽器 奏法三位一体あって織り出された風合と肌触りであり光沢である 第二に情緒に流されない即物的演奏が貫かれている スコアからの完全なる音再現がここにある 曖昧さの欠片もない しかしだからこそドビュッシーの声が聞こえる 雰囲気に呑まれない魂の揺れから生じる陰影が実在の意義として情趣を醸し出す それは真実でありまた普遍的なものでもある 健全で健康なドビュッシー観が表明されている 百年の孤独つまり時代の虜ではなく 未来へ限りなく開かれた音楽としてドビュッシー音楽がここにある どちらかというと同時代のラヴェルにシンパシーを感じてきたわたしだが 目の前の霧が晴れたようで清々しい ドビュッシーの室内楽なんて面倒くさいと思っているあなた そう言わず如何 これは美しい   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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