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Sonatas, etc : Isabelle Faust, Queyras, Melnikov, Perianes, Williencourt, Tamestit, Mosnier, Maistre

Debussy (1862-1918)

User Review :5.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HMM932303
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ドビュッシーの『最後の3つのソナタ集』
豪華演奏者陣による決定的名盤


ハルモニア・ムンディがドビュッシー没後100周年にあわせてリリースした『最後のソナタ集』(HMM902303/廃盤)が再登場。豪華演奏者陣がそろった名盤です。
 ドビュッシーは晩年様々な楽器のための6つのソナタを作曲しようと考えていましたが、実際にはここに収録された3作を書き上げた翌年に亡くなってしまいます。
 この計画の最後となったのはヴァイオリン・ソナタでしたが、これはドビュッシーの文字通り最後の作品となりました。冒頭でメルニコフが奏でる繊細きわまりない和音から一気に世界に引き込まれます。ファウストの演奏は、独特のミステリアスでかわいたような空気を漂わせつつも非常にきめこまやかな表情づけで、一音一音、休符までも聴きの逃してはならぬ、と思わせられる演奏です。ドビュッシーの晩年の作品世界の多様性に、名手たちのきめこまかな演奏によってあらためて感じ入る1枚となっております。(輸入元情報)


【収録情報】
ドビュッシー:
1. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 (1917)

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」)
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

2. 英雄の子守歌 - ベルギー国王アルベール1世陛下とその兵士たちをたたえて (1914)
3. アルバムのページ(負傷者の服のための小品) (1915)

 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)

4. フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ ヘ長調 (1915)
 マガリ・モニエ(フルート/1880年、ルイ・ロット、製造番号2862/調整:ベルナール・デュプラ)
 アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」、1672年製)
 グザヴィエ・ド・メストレ(ハープ/エラール社製、19世紀末のルイ16世スタイル/調整:レ・シエクル)

5. エレジー (1915)
 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)

6. チェロ・ソナタ ニ短調 (1915)
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)

7. 燃える炭火に照らされた夕べ (1917)
 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)


 録音時期:2016年12月、2017年12月、2018年1-2月(1-3,5-7) 2017年6月(4)
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ(1-3,5-7) パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(4)
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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Comprehensive Evaluation

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冒頭のヴァイオリンの音が出たとき、ふと風...

投稿日:2023/12/12 (火)

冒頭のヴァイオリンの音が出たとき、ふと風が頬を撫でたような錯覚を覚えた。以降、フルート、ヴィオラとハープのためのソナタもチェロ・ソナタも同じように、室内で聴いていながら風や草原や空気の香り、日差しの暖かさ、曇りの時の肌寒さ、そして雨ふりの際のにおいのような空気感を感じさせる音楽が漂っていた。そして間に挟まれたピアノの独奏が室内にいることを思い出させてくれた。   なんとなくだがドビュッシーの音楽、ことここに収められたソナタたち(とピアノ曲たち)は変に頭で考えず音たちが織り成す雰囲気に身を任せて聴くのも面白いのかな・・・なんて、つらつらと考えた。ここに集まった芸術家たちによる美しく儚い音楽の戯れを愉しむ。たぶん、(私だけかもしれないが)そんな聴き方がこのディスクにぴったりなのかもしれない・・・。お勧めです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ドビュッシーの繊細な音色の作品を高い集中...

投稿日:2022/06/11 (土)

ドビュッシーの繊細な音色の作品を高い集中力できれいに響かせる演奏家たちのパフォーマンスは素晴らしいし、それを見事にとらえた録音もとても良い。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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どれもすばらしい演奏でした。昔のグリュミ...

投稿日:2020/04/26 (日)

どれもすばらしい演奏でした。昔のグリュミオーやジャンドロンによる録音に馴染んでいた耳には、全く別の楽曲のように聞こえる。ここで演奏している中堅音楽家たちは本当に感性が鋭敏で、一瞬たりとも退屈な瞬間がないと言っても誇張ではない。最初なので通して聴きましたが、本来なら1曲ずつ集中して聴くべき演奏。1つだけ特記するならば、イザベル・ファウストのヴァイオリン・ソナタ。ややゆっくりしたテンポで、音色に極度に繊細な配慮を施しながら奏していく。また、録音がすばらしい。このレーベルの最近の録音は優秀ですね。3つのソナタの間にドビュッシー晩年のピアノ小品を配する構成も粋です。

Bartokian さん | 東京都 | 不明

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