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エ-ジェント6 上巻

トム・ロブ・スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102169353
ISBN 10 : 4102169350
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

『チャイルド44』『グラーグ57』――そしてレオ三部作、ここに完結!

運命の出会いから15年。レオの妻ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団を率いて一路ニューヨークへと向かう。同行を許されなかったレオの懸念をよそに、国連本部で催された米ソの少年少女によるコンサートは大成功。だが、一行が会場を出た刹那に惨劇は起きた――。両大国の思惑に翻弄されながら、真実を求めるレオの旅が始まる。驚愕の完結編。

Content Description

運命の出会いから15年。レオの妻ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団を率いて一路ニューヨークへと向かう。同行を許されなかったレオの懸念をよそに、国連本部で催された米ソの少年少女によるコンサートは大成功。だが、一行が会場を出た刹那に惨劇は起きた―。両大国の思惑に翻弄されながら、真実を求めるレオの旅が始まる。驚愕の完結編。

【著者紹介】
トム・ロブ・スミス : 1979年、ロンドン生れ。英国人の父とスウェーデン人の母を持つ。2001年、ケンブリッジ大学英文学科を首席で卒業。在学当時から映画・TVドラマの脚本を手がける。処女小説『チャイルド44』は刊行1年前から世界的注目を浴びたのち、’08年度CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞をはじめ数々の賞を受ける

田口俊樹 : 1950年、奈良市生れ。早稲田大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    3部作の完結編。残念ながら、これまでの2作に比べると、時間の切迫性も展開のサスペンス性のいずれにおいても悠長な感は否めない。物語の主人公がライーサとエレナになりレオがなす術もなくロシアに残されてしまったこと、また舞台がニューヨークに移ったことが弛緩を招いたのかも知れない。 キューバ危機の後の米ソの冷戦下での謀略合戦を描くのだが、KGBにも対するFBIも今一つ迫力に欠ける。ジェシーの設定もまたフィクション色が強すぎるだろう。つまり、フィクションを構えれば構えるほどに逆に怖さが薄れるということである。

  • KAZOO

    三部作ですが、この事件の発端は、前の2作よりも主人公が若い頃にあるということです。その後、主人公の妻がアメリカへ使節団と主に行きますが、不幸な出来事があり、ということで舞台がどんどん広がっていきます。時間も長い時間をかけての物語で三部作の最後にふさわしいものなのでしょう。

  • 紅はこべ

    『グラーグ57』を飛ばしちゃったんだけど、相変わらず運命はレオに厳しいみたい。米ソ両方悪役だ。下を読むのが辛いけど。このシリーズはレオとライーサの悲恋物語。

  • 財布にジャック

    実は序盤の自由の女神のエピソードで落ち込んでいたら、そんなのは序の口でとんでもない展開が待っていました。このシリーズは3作目ですが、前の2作品とも辛いお話だったことは覚えていますが、詳細は忘れかけています。いずれ折を見て再読したいものです。この上巻では悲しい事件でクライマックスをむかえ、続きが気になるエピソードもあり、この先どうけじめをつけるのか、主人公を応援しつつ、下巻へ急ぎます。

  • ゆかーん

    『読むべきだった』。娘の日記を読むことに抵抗を感じた父レオ。しかし、その日記を読んでいたなら、デミドフ一家に課せられた事態は避けることができたのかもしれない…。そして、ライーサの命を救うことが出来たかもしれない…。この事件は全て、ソ連の闇の組織によって仕組まれていたことだった。何も知らない娘は、恋した男の策略にまんまと利用され、母親を失った、我妻を!運命の歯車は動き出した。妻を殺した犯人を捕まえるため、共産主義の国家勢力に刃向かうべく、レオは妻が殺された場所、ニューヨークへ向かうのであった。下巻へ続く…。

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