アクティブ・メジャーズ 情報戦争の百年秘史

トマス・リッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861828706
ISBN 10 : 4861828708
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
560p;20

内容詳細

情報撹乱、誘導、漏洩、スパイ活動、ハッキング…現代世界の暗部では、激烈な情報戦が繰り広げられてきた。ソ連の諜報部の台頭、冷戦時のCIA対KGBの対決、ソ連崩壊後のサイバー攻撃、ウィキリークスの衝撃、そして2016年アメリカ大統領選―安全保障・サイバーセキュリティーの第一人者である著者が、10以上の言語による膨大な調査や元工作員による証言などをもとに、米ソ(露)を中心に情報戦争の100年の歴史を描出する。インテリジェンス研究の第一人者である小谷賢教授(日本大学危機管理学部)による解説を収録。

目次 : はじめに―偽情報とは何か/ 第1部 一九二一‐四五年―偽計/ 第2部 一九四五‐六〇年―偽造/ 第3部 一九六一‐七五年―競争/ 第4部 一九七五‐八九年―拡大/ 第5部 一九九〇‐二〇一四年―侵入/ 第6部 二〇一五‐一七年―漏洩/ おわりに―偽情報の一世紀

【著者紹介】
トマス・リッド : ジョンズ・ホプキンス大学教授

松浦俊輔 : 翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キミ兄 さん

    ロシア革命直後のジェルジンスキーの欺瞞作戦から始まりヒラリーvsトランプの選挙への干渉まで、ロシア・ソ連の情報戦の歴史が記されている。ウクライナの14年の大統領選への干渉も書かれていて、そういえば当時アノニマスがやたらとウクライナにかかわっていたことを思い出した。ずっと複雑な立場に置かれた国だったんだな。かなり長いが、大部分が正しく一部だけ間違っている情報が受け入れられてしまう構造が理解できる。☆☆☆☆。

  • takao さん

    真実の中に偽情報を入れて敵国を混乱させる。

  • 古本虫がさまよう さん

    主に、ソ連のディスインフォメーション(アクティブ・メジャーズ)工作を解析したものだ。日本にもなじみの深い?捏造文書「田中上奏文」の拡散がどのように行なわれたのか、また、レフチェンコの「活躍」ぶりなども活写されている。そのほか、1980年代の反核運動の高揚の背景にソ連や東独シュタージの「活躍」があった事実なども披露されている。CIAによるディスインフォメーションなどもあったとはいえ、その工作のレベルはソ連側が圧倒的に大規模だったといえそうだ。

  • Masayuki Shimura さん

    【組織化され、専門化された偽計の時代を生き延びるためには、歴史への回帰が必要となる】(文中より引用)・・・・・よくこれだけの偽情報にまつわる話を集め、しかもそれを冷静な筆致と分析でまとめ上げることができるもんだと驚嘆せずにはいられませんでした。偽情報を用いた情報戦争がどのようなものかを知ることができるだけでなく、その対策についても貴重な知見が得られる一冊です。

  • Go Extreme さん

    偽情報とは何か 1921―45年・偽計: トレスト作戦 日本版『我が闘争』 ウェイレン捏造文書 1945―60年・偽造: アメリカの偽情報 カンプグルッペ LC-カソック社戦闘集団 赤いスワスティカ 人種操作 1961―75年・競争: ソ連偽情報の成長 Oプラン10-1 フィフス・エステート 1975―89年・強化: 野戦教本30-31B 中性子爆弾 核凍結 1990―2014年・侵入: デジタル工作 デジタルリーク アノニマス ソファシー 2015―17年・漏洩: 選挙リーク トロール 影のブローカー

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

トマス・リッド

ジョンズ・ホプキンス大学教授

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品