デイヴィッド・J・リンデン

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触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか 河出文庫

デイヴィッド・J・リンデン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464893
ISBN 10 : 4309464890
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
341p;15

内容詳細

なぜ、やさしく撫でられると気持ちいいのか―?人間や動物における触れ合い、温かい/冷たい、痛みやかゆみ、性的な快感…目からウロコの実験シーンと驚きのエピソードの数々。科学界随一のエンターテイナーが誘う触覚=皮膚感覚のワンダーランド。

目次 : プロローグ カリフォルニア州マリブ、1975年夏/ 第1章 皮膚は社会的器官である/ 第2章 コインを指先で選り分けるとき/ 第3章 愛撫のセンサー/ 第4章 セクシュアル・タッチ/ 第5章 ホットなチリ、クールなミント/ 第6章 痛みと感情/ 第7章 痒いところに手が届かない/ 第8章 錯覚と超常体験

【著者紹介】
デイヴィッド・J.リンデン : 神経科学者。ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授。主に記憶のメカニズムの研究に取り組むとともに、一般向けの解説にも力を入れている

岩坂彰 : 1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。編集者を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    科学界随一のエンターテイナーという謳い文句…実績。確かに面白いが、平明とまでは言えない。あるいは自宅で読んだほうがよかったか。  注釈が詳細極まり、本文もだが、少なくとも邦訳されている注釈は見逃せない。  著者は神経科学者であり脳の研究者で、主に記憶のメカニズムの研究に取り組んでいる。だが、触覚の研究者ではない。一般向けの解説にも力を入れているとか。

  • 佐島楓 さん

    無痛症などの異常な触覚の病気の症例が記述されており、戦慄しながら読んだ。薬剤投与で治療が可能らしいが、このような病気にかかる可能性もあるのか……。

  • Vakira さん

    「幸せ、それは痒いところ全てに手が届くこと」byオグデン・ナッシュ(ニューヨークの詩人)。人間の5覚と呼ばれる器官の一つ「触覚」。全て大事な器官ではあるが視覚、聴覚、嗅覚、味覚がなくなっても生きていける。しかし触覚がなくなったら、食べ物を口へ運ぶことが出来なくなり、いずれ死に至る。という実は大事な器官。この本はその触覚にスポットを当てて、脳科学の視点から触覚という感覚発生メカニズムを解説。触れた時の感覚が如何に感知され、神経経由脳のどこに信号が届くのか?熱い、冷たい、痛み、痒み、そして快感。

  • 武井 康則 さん

    生物の最初の感覚は触覚だろう。光が網膜を刺激、空気振動が鼓膜を刺激、ニオイ成分が鼻腔内のセンサーを刺激、味の素となる物質が味蕾を刺激と、すべては触覚なんだろうが、この本はそのものズバリ、ものを触る、その感覚とどう知覚するか。各章面白いエピソードから入るのだが、神経や脳、その他の解剖学?的、医学?的専門用語が出ると、ギブアップ。とても良心的で良い本だ。求めている人が読めばきっと最高だろう。

  • まると さん

    病気にでもならない限り気づきにくいが、触覚(皮膚感覚)は確かに人が生きていく上でものすごく重要な機能だ。道具を使う時も車を運転する時も、手の感覚がなければうまくはできない。そうしたことを科学的にわかりやすく説明してくれていて勉強になった。幼い頃のスキンシップが情操教育に及ぼす影響の大きさも理解できた。人間はやはり社会性を持った哺乳類=動物なのですね。セクシュアルなことを記した中程の2章は、パートナーとの良好な関係を維持するのに役立つ情報が多く特におすすめです。

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