ディーター ダーヴィット ショルツ / 蔵原順子 / 石川桂子

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指揮者が語る!現代のマエストロ、29人との対話

ディーター ダーヴィット ショルツ / 蔵原順子 / 石川桂子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871985598
ISBN 10 : 4871985598
フォーマット
出版社
発行年月
2008年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,475p
共著・監修・編集など:蔵原 順子、石川 桂子
475p 四六版

商品説明

指揮者はとても不思議な音楽家です。自分で演奏するわけではないのに、指揮者によって、同じオーケストラによる同じ曲の演奏が、まったく異なった曲想で聴こえてくるのですから。

この本の序文では、
【独裁者とネズミ捕り、貴族とポルターガイスト、ショウメーカーと牧師、一匹狼とポピュリスト、司令官と夢想者、調教師と破壊主義者、うるさ型とアナーキスト、ビジネスマンと理想主義者、グローバルプレーヤー、「超人」、そしてプリマドンナ、密教者と音楽界のカヴァーボーイ、年長者、若者、新参者に成功者、エネルギッシュな人に繊細な人】と、著者はこれらすべてが指揮者だというのです。
そのうえで、
【彼らこそ、私たちの音楽人生における真の「英雄」なのだ。世界をまたにかける旅人、グローバルな音楽のヒーロー、黒衣に身を包んだ神であり、権力と名声を手にし、賞賛され、感心され、批評され、多くの人が取り入ろうとするスター】としての指揮者に、対話で迫ろうというのが、本書です。

本書は1996年から2002年にかけて、29人の指揮者にインタビューしたもの。対話の内容は指揮者によって異なりますが、割合と共通しているものに「古楽」をどう考えるかという問題があります。20世紀末から21世紀初頭にかけての、クラシック音楽における最重要テーマといえます。その他、指揮者たちが何を考えているかという基本的なこと、現代音楽について、クラシックにおける商業主義、オペラの演出、現代の音楽界の問題は何かなど、非常に興味深い内容となっています。


【登場する指揮者】
ゴロー・ベルク 誠実さを失わない
アイヴォー・ボルトン 総譜すなわち総譜ではない
ウィリアム・クリスティー 古楽はすべてに疑問を投げかける
コリン・デイヴィス 指揮者は猛獣使いではない
クリストフ・フォン・ドホナーニ ルーチンに陥らない
ジョン・エリオット・ガーディナー バッハによって自分を認識する
ヴァレリー・ゲルギエフ 金は問題ではない
ミヒャエル・ギーレン 神様が与えてくれた知恵をもって
ニコラウス・アーノンクール 私たちは博物館員ではない
ペーター・ヒルシュ 理想郷は実現するためにあるのではない
ルネ・ヤーコブス 歴史主義は、個性の不足に対するアリバイではない
マレク・ヤノフスキ 量より質
ミハイル・ユロフスキー 音楽を通して語る
トン・コープマン 作曲家の意図を理解する
イルジー・コウト 質には時間が必要
ロリン・マゼール ただよい音楽家というだけの音楽家は、よい音楽家ではない!
クルト・マズア 音楽で価値と美を
ズービン・メータ 聴衆のための幻想
インゴ・メッツマッハー 音楽はリラックスするためにあるのではない
ケント・ナガノ オーケストラの自己表現を手助けする
ロジャー・ノリントン 音楽の心に到達する
ミハイル・プレトニョフ 自分のやりたいことをやる
サイモン・ラトル プルトニウムを手に
クルト・ザンデルリング 音楽の多義性こそ幸い
ジュゼッペ・シノーポリ 指揮とは、仮面を剥ぎ取ることだ
ゲオルグ・ショルティ 音楽はまず頭の中で生まれる
クリスティアン・ティーレマン 「これこそ正しい道」なんて存在しない
ラルフ・ヴァイケルト 複雑さはオペラの本質
ブルーノ・ヴァイル 音ではなく、その意味を演奏する

内容詳細

目次 : 〜古楽をどう考えるか、現代音楽はなぜ嫌われるのか、 / 商業主義はやむをえないのか、オペラの新演出は必要か、 / 故郷、政治と音楽の関係、師から学んだこと... / 29人が語る、音楽と人生。〜 / ■【CONTENTS】 / マエストロ神話 / ゴロー・ベルク  誠実さを失わない / アイヴォー・ボルトン  総譜すなわち総譜ではない / ウィリアム・クリスティー  古楽はすべてに疑問を投げかける / コリン・デイヴィス  指揮者は猛獣使いではない ... ほか / [著者]ディーター・ダーヴィット・ショルツ / [訳者]蔵原順子、石川桂子

【著者紹介】
ディーター・ダーヴィット・ショルツ : ベルリン在住。フリーの音楽ジャーナリスト・オペラ評論家として活躍するほか、専門誌やARD放送局の批評を担当。ボン大学などでドイツ文学、哲学、音楽学、芸術史を学び、ペーター・ヴァプネヴスキ教授のもとで、リヒャルト・ワーグナーの反ユダヤ主義についての論文で博士号を取得

蔵原順子 : 国際基督教大学卒、ドイツ語会議通訳者・翻訳者。音楽関係の仕事も多く、来日したアーティストのインタビュー、記者会見、講演の通訳を務める

石川桂子 : 東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒。ドイツ連邦共和国大使館政務部翻訳・通訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とす さん

    かなり分厚い本に、知っている指揮者と知らない指揮者29人の対談が詰め込まれている。やはり知っている指揮者のほうが興味をもって読むことが出来る。日本にいると指揮者と政治の関わりについて意識することはないが、どの指揮者にも政治に関する質問があったことが印象的である。

  • メデスキ さん

    なんだろうね、おっ!と思う発言もあるっちゃあるんだが、それこそ近所のオッサンたちでもこれくらいのことは言えると思うわ。これを良いインタヴューっていうのは違う気がするね。ああ、でも、身内批判系統の話は好きだな。ショルティのオペラなんかの演出家批判は、職人気質出てて好き。

  • セロ弾き さん

    まずはインタビューなのに語られている内容はとても抽象的で難しい。もちろん質問も鋭く、指揮者の方がイラッとしている部分もある。読みにくいのはもしかしたら訳のせいかもしれない。でも、ところどころに興味深い発言がありました。

  • Jun さん

    メッツマッハー:私達は人々の持つ時間という財産をめぐる闘いをどうやって勝ち抜くか。映画に行くのかミュージカルに行くのか演劇に行くのかオペラに行くのかを考える時に、聴衆が一番に選ぶくらい提供するものが魅力的でないといけない。

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