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Symphony No.2, Piano Concerto : Edward Gardner / London Philharmonic, Steven Osborne(P)

Tippett, Michael (1905-1998)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
LPO0129
Number of Discs
:
1
Label
:
Lpo
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ガードナー率いるLPO新譜、第3弾はティペット!
オズボーンがソロのピアノ協奏曲、ピアノもオケも圧巻の完璧な技巧


2021年よりLPOの首席指揮者を務めるガードナー、LPOレーベルより第3弾の登場。第1弾『ティペット:真夏の結婚』2023年グラモフォンのベスト・オペラを受賞。『ベルリオーズのファウストの劫罰』に続く第3弾となります。
 20世紀イギリスを代表する作曲家マイケル・ティペットの、演奏・録音機会ともまだ少ないピアノ協奏曲と交響曲第2番という組み合わせ。ピアノ協奏曲ではスコットランド出身のオズボーンがソロを務めております。オズボーンはとりわけ近・現代ものにも定評があるだけに注目です。
 ティペットはピアノ協奏曲を1953〜55年にかけて書き上げました。ギーゼキングがベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番をリハーサルしているのを聴いて着想したそうで、この作品の構成や、特に第2楽章など、ベートーヴェンを意識した部分も見られる作品です。当時「現代音楽」は時代の不安などを反映させるべきという共通認識がありましたが、ティペットは本質的な美しいものや生命の神秘、そして生きることの喜びを表現したいと考え、この作品もどこか別の世界に連れて行ってくれるような圧倒的なスケールが特徴です。チェレスタも活躍する楽曲で、その音色は呪文、呪術、超自然的なものを連想させます。オズボーンはティペット作品のチャンピオンと評されている存在ですが、技術的に難しい作品を完璧な技巧で、しかもオーケストラとの複雑なインタープレイもこなし、大規模なオーケストラのポリフォニーの大波に棘のように鋭いアクセントをもたらしています。
 交響曲第2番はヴィヴァルディを聴いているときに着想した作品ということですが、マイルス・デイヴィス風な弦楽器のハーモニーがあったり、伊福部調のオスティナートがあったりと、全体的に高い緊張感に貫かれた作品です。特にスケルツォ楽章ではトリッキーなリズムが印象的ですが、ガードナー率いるLPOはこの作品を完璧に仕上げております。(輸入元情報)

【収録情報】
ティペット:
1. ピアノ協奏曲
2. 交響曲第2番

 スティーヴン・オズボーン
(ピアノ:1)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ピーター・シェーマン(コンサートマスター:1)
 アリス・アイヴィ=ペンバートン(コンサートマスター:2)
 エドワード・ガードナー(指揮)

 録音時期:2023年1月25日(1)、2024年4月10日(2)
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


Customer Reviews

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中高音域を漂うようなコンチェルト、溶け込...

投稿日:2025/01/16 (木)

中高音域を漂うようなコンチェルト、溶け込むようなピアノの響きが印象的。日常の煩わしさを表出したような交響曲。いずれの作品も親しみが持てる。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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