チャールズ・ボンウェル

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彼女たちはみな、若くして死んだ 創元推理文庫

チャールズ・ボンウェル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488170028
ISBN 10 : 4488170021
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
306p;15

内容詳細

ニューヨークの花嫁学校の寄宿舎で、幸せな結婚を前に謎の死を遂げた良家の子女。彼女の遺体からは多量のモルヒネが検出された―「ボルジアの花嫁」をはじめ、女性が犠牲となった10の事件について丹念に調査を重ね、扇情に走ることなく、被害者と加害者と遺族、刑事たちの真の姿を誠実に描き出す。MWA賞受賞のジャーナリストによる出色の犯罪ノンフィクション、本邦初訳。

目次 : ボルジアの花嫁/ ランベスの毒殺魔/ 死の部屋/ 殺人の契機/ 青髭との駆け落ち/ サラ・ブリマー事件/ 死のタンゴ/ 6か9か/ 彼女が生きているかぎり/ 絞殺された女

【著者紹介】
チャールズ・ボズウェル : 1909年アメリカ合衆国ヴァージニア州生まれ。ヴァージニア大学に通ったのちニューヨークへ移る。犯罪捜査に興味を持ち、7年以上にわたり保険金詐欺を扱う私立探偵社に勤務し、調査を実地に学んだ。また、10年以上にわたる雑誌の記事執筆歴がある。1955年、ルイス・トンプソンとの共著The Girl with the Scarlet BrandでMWA犯罪実話賞受賞。1982年没

山田順子 : 1948年福岡県生まれ。立教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiko さん

    ウォーが「失踪当時の服装は」を執筆したのは、この作品がきっかけとのこと。この間読み終えたばかりの私にはなんともタイムリーな新刊。 題名にある通り、若い女性が犠牲者となった10の事件を集めたノンフィクション。 被害者、加害者、関係者、遺族、そして事件を捜査する刑事たちの言動、事実のみが淡々と綴られるスタイルは、心情的な描写が一切排除されている。しかしそれが読み手の情緒に強く訴えかけてくるのが不思議だ。 第二次大戦前の事件でありながら、現代と変わらぬ犯罪事由に、普遍的な人間の欲望をまざまざと見る。

  • こばまり さん

    己を消したクールな筆致と女が男に殺されるという普遍的事象の為か、最も古いもので約140年も前の事件なのに妙に生々しい。品のいいミステリの読後感も併せ持つ。

  • 星落秋風五丈原 さん

    ミステリの元ネタになった作品も。犯人はほぼ死刑。

  • くさてる さん

    1891年から1936年までの間に起こった、若い女性が被害者の殺人事件、10編のノンフィクション。警察の調査により積み重なっていく事実が描く犯罪の光景は、生々しいけれど扇情的なものではなく、すぐれたミステリを読んでいるようでした。興味深かったです。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん さん

    1900年前後にアメリカ、イギリスで起きた10の殺人事件についての紹介。100年前だが、その動機は飽きて鬱陶しくなったり、別れきれずに嫉妬にかられて手をかけたりと、今と殆ど変わらない。またその捜査もDNAもITも無いながら、証人や証拠をコツコツと調査していくという現代と同じ手法。犯人たちは死刑を執行された場合が多かった。

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