アルジャーノンに花束を 愛蔵版

ダニエル・キイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152095336
ISBN 10 : 4152095334
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;22

内容詳細

天才に変貌した青年チャーリイの葛藤を通して、人間の心の真実に迫る不朽の名作が愛蔵版に。酒井駒子の描きおろし装画であの感動をいつまでも。大切な人へのプレゼントにもぴったりの一冊です。

32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。

[著者紹介]
1927年ニューヨーク生まれ。ブルックリン・カレッジで心理学を学んだ後、雑誌編集などの仕事を経てハイスクールの英語教師となる。このころから小説を書きはじめ、1959年に発表した中篇「アルジャーノンに花束を」でヒューゴー賞を受賞。これを長篇化した作品がネビュラ賞を受賞し、世界的ベストセラーとなった。その後、オハイオ大学で英語学と創作を教えるかたわら執筆活動を続け、『五番目のサリー』『24人のビリー・ミリガン』(以上、すべてハヤカワ文庫)など話題作を次々と発表した。2014年6月没。享年86歳。

【著者紹介】
ダニエル キイス : 1927年、ニューヨークのブルックリンに生まれる。ブルックリン・カレッジで心理学を学んだ後、雑誌編集などの仕事を経てハイスクールの英語教師となる。このころから小説を書きはじめ、1959年に発表した中篇「アルジャーノンに花束を」でヒューゴー賞を受賞。これを長篇化したものがネビュラ賞を受賞し、世界的ベストセラーとなった。その後、オハイオ大学で英語学と創作を教えるかたわら執筆活動を続け、のちにフルタイムの作家となる。2014年、フロリダの自宅で死去

小尾芙佐 : 津田塾大学英文科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Natsuki さん

    酒井駒子さんの描きおろし装画による愛蔵版にて読了♪読友さんからのおすすめで読みました。後半は泣きながら、読み終わっても思い出してはジワジワ涙が出てきてしまいます。重度の知的障がいをもつチャーリイ。彼が受けた手術の経過報告という形で進む物語。正直レビューが言葉になりません。一足先に同じ手術を受けたネズミのアルジャーノン。彼が進む道を追うチャーリイ。知識を得る喜びとそれによって知る苦しみ。目に見える文字そのもので読者に体感させるチャーリイの変化。同じようにアリスの気持ちも実感できて切なかった。読んで良かった。

  • アリ子 さん

    2002年ユースケ・サンタマリア主演でドラマ化された時、家族が原作を買ってきたのに読みそびれ、結局その時のドラマも去年の山P主演版も途中挫折で、ちゃんと内容を知らないまま現在に至っておりました。こんな内容だったとは。ドラマ見て知った気になってなくて良かった。読み応えたっぷり。読み終わってはじめてタイトルにジーンときた。

  • トワ さん

    人にとっての幸せってなんだろうか..。頭が良くなったとしても、チャーリーの孤独が無くなることはなかったし、孤独どころか、人を見下すことで、自分に安心したり、周りの目ばかりを気にする、人の醜くく、悪い部分ばかりが浮き彫りになっていた気がする。

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B+。この本は1989年刊行の訳を2015年に「現代では好ましくない表現」を時代に沿った用語に修正してハヤカワNV文庫の新版として刊行した本の愛蔵版。酒井駒子さんの挿絵が入り、行間や文字間も余裕をとっているので、とても読みやすい。但し、税込み4290円と高額。精薄、知恵遅れ➡知的障害、特殊学級➡特別な学級、知能程度の高い魯鈍➡軽度精神発達遅滞、びっこを引きながら➡足をひきずりながら、私が奇型なのだ➡私ができそこないなのだ、等に書き換えられている。医学的な専門用語の修正も加えられている。

  • miya さん

    知的障害者のチャーリーゴードンは手術を受けて天才になる。天才になっていく過程がすごい。ずっと利口になりたいと願っていたのは母の影響だったのが切ない。父親はチャーリーを理解していたのに会いに行っても気づかず、母はすぐに気づいたけれどやっぱり邪険にされて、チャーリーを本当に愛していた人はいたんだろうか。段々知能が戻っていく中で色々忘れてしまったチャーリーがアリスをキニアン先生とまた呼ぶようになったのにアルジャーノンのことは忘れなかった。ずっと心から信頼できて愛せたのはアルジャーノンだけだったのかもしれない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド