ウルフ谷の兄弟 海外ミステリーBOX

ダナ・ブルッキンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024212
ISBN 10 : 4566024210
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,249p

内容詳細

母親を亡くし、伯父に預けられたバートとアーニーの兄弟。ところが、伯父はアルコール依存症。荒れはてた谷間の一軒家での不安と恐怖の日々を、助け合い、懸命に生きようとする2人の健気さが胸を打つ秀作。

【著者紹介】
デーナ・ブルッキンズ : 1931年、アメリカのミズーリ州セントルイス生まれ。カリフォルニア州立大学卒業。カリフォルニア州のチャフィー・カレッジで語学を教えるかたわら創作に取り組み、『ウルフ谷の兄弟』で、1979年のエドガー・アラン・ポー賞受賞

宮下嶺夫 : 1934年、京都市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まど さん

    天真爛漫な弟としっかりもののお兄さんがけなげでグッときた。最初から不穏な空気でドキドキした。ジュブナイルだが一般小説といっても十分通用する面白さだった。希望があってよかった。

  • reeree さん

    [http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4566024210] 母を亡くして一時は母のいとこジーンの家に引き取られたが、ジーンに赤ちゃんが出来たので今度は伯父の家に引き取られる事になった12歳のバートと9歳のアーニーの2人兄弟の話。 兄弟バラバラにならないように大人に気に入られようと必死なお兄ちゃんがけなげ。 無邪気な弟はかわいいね。 私が子供の頃に読んでたら兄は早よ気付けよそれにしても弟ウザいわーくらいの感想だったんじゃないかと思う。

  • Mie Tange さん

    長男が学校で借りてきたのを借りました。 母を亡くした幼い兄弟の悲話とミステリー。 最後はしっかり収まっており、 自分的にはスッキリ楽しめました。 まだまだこれから先、大変だろうけど 幸せになってもらいたいと思います。 って…読書感想文みたい?(笑)

  • 杏子 さん

    ミステリアスなウルフ谷での、幼い兄弟の健気な奮闘が胸を打つ。ハロウィンに感謝祭、クリスマスと、秋から冬へと移り変わっていく季節とともに描かれるアメリカの風物詩もさらに物語の効果を高めている。ミステリーとしても雰囲気たっぷりで読み応えがあった。

  • You さん

    この「海外ミステリーBOX」シリーズはかなりオススメ。人には好みがあるから他人に本を勧めるってことを普段ほとんどしないのだけれど、これは自信を持ってオススメできます。真摯で上質な本格サスペンスが楽しめます。30〜40年ほど前に「児童図書館SOS」シリーズで出版さていたものの改訳新版なので、そちらが手に入ればそれでもOK。改訳前のシリーズ名からも分かるようにYA向けで書かれたものなので非常に読みやすい。今風の複雑怪奇な難解すぎる物語でなくても面白いミステリーはあるのです。

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