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3000万語の格差 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ

ダナ・サスキンド

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750346663
ISBN 10 : 4750346667
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

算数、読み書き、粘り強さ、思いやり…人生の基礎は3歳までの言葉環境でつくられる!家庭や保育園、子育て支援の場で使える「3つのT」を初めて紹介!

目次 : 第1章 つながり―小児人工内耳外科医が社会科学者になったわけ/ 第2章 ハートとリズリー―保護者の話し言葉をめぐる先駆者/ 第3章 脳の可塑性―脳科学革命の波に乗る/ 第4章 保護者が話す言葉、そのパワー―言葉から始めて、人生全体の見通しへ/ 第5章 3つのT―脳が十分に発達するための基礎を用意する/ 第6章 社会に及ぼす影響―脳の可塑性の科学は私たちをどこへ導くのか/ 第7章 「3000万語」を伝え、広げていく―次のステップ

【著者紹介】
ダナ・サスキンド : シカゴ大学医科大学院・小児外科教授。同大学小児人工内耳移植プログラム・ディレクター。3000万語イニシアティブThirty Million Words Initiativeの創設者兼ディレクター。このイニシアティブに先立っては、自身が関わった患者が社会経済的に恵まれない環境にあったとしても、聞き、話す能力を十分に発揮できるようにと創設したProject ASPIREのディレクターでもある

掛札逸美 : 心理学博士、NPO法人保育の安全研究・教育センター代表。1964年生まれ。筑波大学卒。健診団体広報室に10年以上勤務。2003年、コロラド州立大学大学院に留学(社会心理学/健康心理学)。2008年2月、心理学博士号取得。2008年6月から2013年3月まで、産業技術総合研究所特別研究員。2013年4月、センター設立、現職

高山静子 : 東洋大学ライフデザイン学部准教授。九州大学大学院人間環境学府博士課程修了。教育学博士。研究テーマは、保育者の専門性とその獲得過程。保育と子育て支援の現場を経験し、2008年より保育者の養成と研究に専念。2013年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小鈴

    HONZの紹介本。文庫化してほしいが、注意も必要な本だと思いました。保護者と赤ちゃんが生まれてから三年間の関わり方で三千万語の差がつき、それがのちの勉学、人生に影響することを明らかにしていきます。しかし、問題も多く、まず参考文献の記載がない。つぎに、訳者あとがきで、日本の長時間保育がまさにこの「三千万語を奪う」環境であり、壮大な悪い社会実験だという指摘は一歳で乳幼児を預ける保護者に突き刺さること。下手をしたら新たな三歳児神話を生み出しかねない。でも、それが神話ではなく科学的なデータから指摘されたら。。。

  • りょうみや

    著者は人工内耳外科医 兼 社会学者。脳科学と社会科学の視点から、主に0-3歳時における親の子供への語りかけがいかに重要化を説いている。子供の興味、関心を注意深く観察し、良質な語りかけ(読み聞かせ)を十分に確保し、また子供とコミュニケーションすることが健全な発達のために大事。結論としては育児においてほぼ常識になっていることだろう。いかにも専門書の和訳といった文章で読みやすくはない。

  • tellme0112

    遺伝じゃない、乳児期の関わり方だという話。子育て中の親への支援、ケアスタッフの待遇改善の重要性を感じ、(日本の現状を思うと)戦慄するような内容だった。保育園のおすすめ本だけど、これ、保育園の問題でもあるんじゃないかと思った。保育園入れてよかった。生後3ヶ月から預けてるけど、寝不足で、言葉かけほぼゼロ、笑顔ナシになってたし。不眠不休の授乳なんて拷問。子どもが適切なケアを受けるため、発達保障のために、保護者が、様々な社会的な保育サービスを受けながら子育てできるようにすべき、というふうに読んだ。

  • うっかり呑兵衛

    公共図書館。第5章を中心に速読。幼いときからの読み聞かせが良いと自身や弟の例から思っていたが、それを科学的に裏付け・アップデートさせる内容。「このように育てなければ」とは囚われるのではなく、とはいえ「3つのT」(P127〜)を念頭に意識的に子どもと対話することで向き合っていきたい。

  • ソウ

    筆者は元々外科医。同じ人工内耳手術を施したにもかかわらず、その後の子供の知能の発達に大きな差が生じた事例をきっかけに、幼少期(3歳まで)の言葉環境の重要性を発見・研究。「3000万語イニシアティブ」なるプロジェクトを提唱・実施しています。ざっくり言えば、「子供の豊かな知能形成のために、親(保護者)は子供(幼少期)にいっぱい話しかけをしましょうね。また、3つのT+もう一つのTが重要ですよ。」という内容。

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