鍵盤音楽愛好家大歓迎のアルバム。「かっこう」だけでは勿体ないダカンの鍵盤音楽を大量に聴ける音源。かつてアンヌ・ロベール（だったか？）盤もあったが、今回はさずがにボーモン！素敵な演奏だ。「調和連続」は知る人ぞ知る心地良い名曲。クープランの「神秘的なバリケード」と双璧をなす。どの曲もクープランとラモーの特徴を併せ持つような曲風。無数の「かっこう」を聴いてきた私にとっても本盤は最も垢抜けていると感じた。マイナーながら古楽ファン全てにお薦めしたい。