ダイアナ・ハーモン・アシャー

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アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで

ダイアナ・ハーモン・アシャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024755
ISBN 10 : 456602475X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;19

内容詳細

シャイで目立つことが大きらいなシーラ。でも、心の中では思ってる。「学校ミュージカルに出演したい!」って。―ミュージカルの幕が開くまでのドタバタを描くユーモアたっぷりの物語。

【著者紹介】
ダイアナ・ハーモン・アシャー : アメリカの作家。イェール大学で英語と英文学を学ぶ。卒業後は出版社と映画会社に勤務したのち、退職して3人の息子を育てる。現在はニューヨーク州在住。執筆のほか、子どもたちの読者支援や創作教室の活動をしている。デビュー作は『サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記―』(評論社)

武富博子 : 東京生まれ。幼少期にメルボルンとニューヨークで暮らす。上智大学法学部国際関係法学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chimako さん

    【第69回読書感想文コンクール課題図書】恥ずかしがりやで自分に自信の持てない女の子シーラが、ミュージカルの練習と本場を通して成長する学園物語。物語自体はYAの王道だが違和感のある箇所(例えば練習中にガムを噛んだり、子どもにおもねる指導者がいたり)もあるし、意地悪でわがままで人をバカにし続けるモニカの言動は読むものを嫌な気分にさせる。中学生には響きやすいかな?メッセージは分かりやすいしミュージカルの成功は読み手をウキウキさせてくれる。小さなロマンスも友情もある。自分の才能に気づいたシーラのこれからが楽しみ。

  • モモ さん

    シャイで目立ちたくないシーラが学校のミュージカルに出演することになる。素敵な声で絶対音感のあるシーラは主演のモニカに嫉妬される。それにしても、アメリカの意地悪な女の子の言葉がひどい。「あなたの友だち?まさか、それはないわ」って、よく言えるものだ。物語は悪役モニカのわがままぶりに皆が振り回されながら、テンポよく進んでいく。最後のシーンは、女性の図書館長がハイヒールを履くかな?モニカに注意する人もなし?という気もしたが、安心できるハッピーエンドでした。

  • Totsuka Yoshihide さん

    2023年青少年読書感想文全国コンクール中学生部門作品。著者はダイアナ・ハーモン・アシャー作、武富博子訳。主人公シーラはシャイな女の子。7年生になったばかり。日本の中学1年生と同じくらいの年齢。作中ではミュージカル『ザ・ミュージカル・マン』の公演過程をまるごと作品にしている。最初の演目発表やオーディション、最期の本番までつぶさに描かれている。読みながらシーラと一緒に参加しているようなワクワクドキドキを体験できる。ミュージカルを通して友情や甘酸っぱい恋を体験して成長するシーラを応援したくなる作品だった。

  • joyjoy さん

    「サイド・トラック」ではADDの男の子が主人公だったが、今作ではシャイな女の子が主人公。目立つことを恐れていたシーラが学校ミュージカルに挑戦し、仲間もでき、大きく成長していく。敢えての無視ではなくとも、人のことをちゃんと見ていなかった、まるでその人がいないかのようにふるまっていた、とシーラが気づくところがよかった。自分もそういうことしてるかも、とハッとさせられた。モニカをただの意地悪な先輩にしてしまわず、最後にちがう一面(彼女なりの成長)も見せるところもよかった。「ザ・ミュージック・マン」を観てみたい。

  • そらこ さん

    今年の学校ミュージカルは「ザ・ミュージック・マン」。7年生のシーラは女子なのに、男性4人組の一人に選ばれる。主役は、CMオーディションも受けているという8年生のモニカ。外部からの指導者もきて練習が始まる。シーラは自分の役が好きになり、自身の才能に気づいていく。嫉妬、ちょっとした恋愛、いじわる、いたずらなど、雑多な事件があるなか、シャイなシーラが成長していく様子が楽しく頼もしい。ミュージカル・ナンバーが差し挟まれ、そのミュージカルを知らなくても、ユーモラスで軽快な雰囲気を感じることができる。

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ダイアナ・ハーモン・アシャー

アメリカの作家。イェール大学で英語と英文学を学ぶ。卒業後は出版社と映画会社に勤務したのち、退職して3人の息子を育てる。現在はニューヨーク州在住。執筆のほか、子どもたちの読者支援や創作教室の活動をしている。デビュー作は『サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記―』(評論社)

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