ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

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銀のらせんをたどれば

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198629304
ISBN 10 : 4198629307
フォーマット
発行年月
2010年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,208p

内容詳細

様々な物語が糸になり、らせんを描いて地球を取り巻いている「神話層」。現実の世界と「神話層」を縦横にかけめぐる少女ハレーの大冒険を描く。ギリシア神話の神々がくりひろげる胸躍るファンタジー。

【著者紹介】
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ : 1934年イギリス生まれ。子どもの頃から古典に親しみ、オックスフォード大学セントアンズ校ではトールキンに師事。大学卒業と同時に結婚、三人の子どもの子育て中に、ファンタジーを書き始める。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く書き、イギリスを代表するファンタジー作家と評価が高い

市田泉 : 1966年石川県に生まれる。お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家

佐竹美保 : 富山県に生まれる。上京後、SF・ファンタジーの挿絵を描き始め、のちに児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マツユキ さん

    ダイアナ・ウィン・ジョーンズの薄めの本を選んで、読んでみました。祖父母と暮らすハレーは、祖母を怒らせてしまい、いとこ達が集まる家に連れて行かれますが…。今回はギリシャ・ローマ神話がモチーフになっていて、自分の知識不足もあり、分かりづらいんですが、神話層にはワクワクさせられ、ハレーの冒険にドキドキ。この物語も神話の一つ。改めて神話を読みたくなりました。

  • さく さん

    地球で生み出されるあらゆる物語や伝説、神話、希望がきらきら輝く糸となり、神話層を作り出す。その中を冒険するなんて、ほんと、楽しそう!星々やギリシャ神話の世界が合わさった素敵なファンタジー!

  • 杏子 さん

    やっぱり楽しいDWJの世界。前半、何が何だかわからないうちにあれよあれよというまにお話の翼に乗せられて、いつの間にかの大団円。星々と神話の世界に心飛ばして楽しんでしまう。神話層という発想も常人では思いつかないような発想で、真の物語体質のジョーンズさんにしか編み出せないものなんだろう。またこの話の続きを読みたいと思った。おそらくジョーンズさんには、世の中にあふれた物語の数だけバリエーションがあるだろうから。

  • 十六夜 さん

    おばあちゃんの逆鱗にふれ、会ったこともない親戚の家に預けられたハレー。そこでハレーは一族に伝わる不思議な力の事を知るのですが・・・ ギリシャ神話をベースにしたファンタジー。お話しが短いためエピソードが駆け足気味。お得意の「悪い大人」もワルっぷりに少々欠ける。でも、この短さでお話をまとめ上げてしまうのはやっぱりすごいと思う。

  • heathertop さん

    訳者あとがきによればジョーンズさんは体調を崩されているそうで、仕方ないのかなあと思いつつ、このネタをもっと長いお話として味わいたかった!

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