ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

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呪われた首環の物語

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198618889
ISBN 10 : 4198618887
フォーマット
発行年月
2004年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,342p

内容詳細

呪われた首輪をめぐって、恐れ、憎み合う3つの種族が1つに絡まり合っていく中、〈人間〉の長の息子ゲイアと〈巨人〉の少年は友だちになり、湿原に脈うつ呪いを解こうとするが…。伝説を題材にしたファンタジー。

【著者紹介】
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ : 1934年イギリス生まれ。子どもの頃から古典に親しみ、オックスフォード大学セントアンズ校ではトールキンに師事。大学卒業と同時に結婚、三人の子どもの子育て中に、ファンタジーを書き始める。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く発表、イギリスを代表するファンタジー作家と評価が高い

野口絵美 : 横浜生まれ。フェリス女学院高等学校卒。東京女子医科大学中退。早稲田大学第一文学部卒業。劇団テアトル・エコーで女優をしながら、翻訳の仕事にも打ち込んでいる。ビデオ等の吹き替え翻訳に「バンビ」「花嫁のパパ」「カーリー・スー」など

佐竹美保 : 富山県に生まれる。上京後、SFファンタジーの挿絵を描き始め、後に児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    霧に霞む緑の湿原に暮らす人間と巨人、そして水に棲み不思議な力を持つドリグ。昔一人の人間の子が首環欲しさにドリグの子を殺した。首輪にこめられたドリグの死際の呪いはじわじわと湿原を蝕み、人間全体を、果ては巨人をも脅かすようになった。呪われた首輪をめぐって怖れ、憎みあう3つの種族が1つに絡まりあっていく中、人間の長の息子ゲイアは、巨人の少年と友達になり、湿原に脈打つ呪を解こうとする。ケルトの香り漂う英国の丘陵地帯に繰り広げられる、 イギリス古来の妖精、巨人伝説を下敷きに独自の想像力を駆使した極上のファンタジー。

  • マッピー さん

    イギリスの湿原に暮らすゲイア。勇者の父、賢者の母、〈能〉を持つ姉のえいなと同じく〈能〉を持つ弟のセリと暮らしている。ひとりだけ何のとりえもなく父の期待に応えられないだろうことを気にしている。湿原にはゲイア達”人間”のほかに”巨人”と”ドリグ“も住んでいる。最初は純然たるファンタジーと思ったのね。だけど”巨人”が出てきて、その恐ろしい存在が、ゲイアの目を通して描写されると「あれ?」と思い当たる。自分たちの常識が、誰にとっても常識ではないこと。他者からどう見えるのか?違う常識とは本当に相容れないのか?

  • ぬのさと@灯れ松明の火 さん

    巨人、人間、ドリグがすべて、自分たちこそが「人間」だと主張しているのに笑った。巨人が人間で、人間とドリグが小人サイズだけど、私がイメージしていたよりは大きいんだな。小柄な子どもくらい?

  • topo さん

    呪われた首環の行方、湿原を巡り対立する3つの種族と、手に汗握る展開の中に少年の繊細な心理描写、親子の葛藤や愛が織り込まれた素敵な物語。 ケルトの息吹きや風にそよぐ草木、湿原に忍び寄るひやりとした霧を感じられるのも好き。

  • がる  さん

    DWJ 1976年。 初期の方が割と好きな作品が多く、本作も読みやすかった。 実在の場所が舞台というのがいい。  邦題でなんとなく怖いイメージを持ってしまって今まで読まずにきたけれど、読んでみたらそうでもなく。おもしろかった♪ 原題は「POWER OF THREE」。

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