基本情報
ISBN 10 : 4596551219
内容詳細
16歳の時に、恋人にレイプされたソルディス。留学生だった彼トムはその後、母国オーストラリアへ帰り、二度と会うことはないと思われた。やがて自らの経験を語りレイプ被害者の支援活動を始めた彼女は、自分を犯した男へ1通のメールを送る。8年間で交わされたメールは300通。トムもまた自ら犯した行為に苦しんでいた。そして、ついに2人は再会を決意する。アイスランドとオーストラリア、2つの国の中間地点である、南アフリカの地で―過去と決別するために約束した9日間だけの再会―デートレイプの被害者と加害者が共著で綴る、衝撃のノンフィクション。
【著者紹介】
ソルディス・エルヴァ : 作家、ジャーナリスト、講演家。2011年より男女平等を訴える運動を開始、暴力防止の取り組みや学校における性教育の改革を政府から委任され、2012年には短編映画を制作し賞をとった。女性のためのシェルターを運営する委員会の代表を務め、男女平等やリベンジポルノといった問題について講演をおこなっている。演劇の学士号と編集・出版の修士号を持ち、これまで9本の脚本を世に送りだしてきたほか、性に起因する暴力を扱った2009年の作品The Plain Truth(´A mannam´ali)でアイスランド文学賞にノミネートされる
トム・ストレンジャー : オーストラリアのシドニーを拠点に、ドラッグやアルコール依存、メンタルヘルスといった問題を抱える若者たちを支援する活動に従事する。社会学の学士号とユースワークの修了証明書を持ち、シドニー大学でカルチュラル・スタディーズの修士課程を修了。社会奉仕や野外レクリエーション、慈善活動、建築、ホスピタリティー産業など多岐にわたる分野でキャリアを築き、現在は造園師として働きながら、シドニー湾のそばで妻のキャットとともに暮らしている
越智睦 : 東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。旅行会社勤務を経て、翻訳家の道に進む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さとみん さん
読了日:2017/09/10
M1号 さん
読了日:2020/01/31
ヒッチ さん
読了日:2020/08/20
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人物・団体紹介
ソルディス・エルヴァ
作家、ジャーナリスト、講演家。2011年より男女平等を訴える運動を開始、暴力防止の取り組みや学校における性教育の改革を政府から委任され、2012年には短編映画を制作し賞をとった。女性のためのシェルターを運営する委員会の代表を務め、男女平等やリベンジポルノといった問題について講演をおこなっている。演劇
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