スティーヴン・ロジャー・フィッシャー

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文字の歴史 ヒエログリフから未来の「世界文字」まで

スティーヴン・ロジャー・フィッシャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327401412
ISBN 10 : 4327401412
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
鈴木晶 ,  
追加情報
:
20cm,472p

内容詳細

世界の文字のそれぞれの歴史を176の図版を用いながらわかりやすく解説。最終章では、人類の未来の文字について考察。数々の驚くべき発見や蘊蓄もあり、「ことば」や「文字」に関心のある人にはお薦めの1冊。

【著者紹介】
スティーヴン・ロジャー・フィッシャー : UCLAで博士号取得。子供の頃、沖縄で暮らす。現在、ニュージーランド在住。ポリネシア言語文化研究所所長。イースター島のロンゴロンゴ、クレタ島のファイストスの円盤など、未解読文字研究の第一人者

鈴木晶 : 法政大学国際文化学部教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Rootport Blindwatchmaker さん

    「三種の文字を混ぜ書きする日本語の表記は未熟だ」というのは完全な誤読だ。著者は第五章で、日本語の言語学的特性からいかに現在の表記が効率的であるかを論じている。無理解な西側の研究者に向けて、日本語を擁護する立場を取っている。むしろ著者の主張で独特なのは、すべての文字の起源がメソポタミアにあるとした点だろう。漢字・マヤ文字が独自に生まれたという旧来の説とは一線を画している。著者の主張にも一定の蓋然性を感じたが、行き過ぎた科学的節約主義(※オッカムの剃刀の振るいすぎ)にも感じられる。他の専門家の見解を知りたい。

  • ビリー さん

    内容は面白かったし、ほしかった情報も見つかった。けれどもこんなに嫌悪感を抱く本は初めて、というくらい著者に苛立つ本だった。英語ネイティブによる英語ネイティブのための本で、『優れたラテン文字』『優れた西洋文化』という大前提の元に書かれている。ひらがなカタカナ漢字の3種の文字を使う日本語の表記法は著者にとって非常に非合理的で、"まだ”1種類の文字へと発達しきっていない原始的な文化と思われているらしい。未解読文字研究の第一人者らしいが、"未開の”文化を見下している人がその文字を理解できるのだろうか。。。

  • trash さん

    ”「西洋言語学の公理によると、言語というのは、そもそも話しことばのシステムであり、文字は話しことばを視覚的なものに変える補助的な媒体であるが、東アジアの人々にはそういう考えは受け入れ難いようだ」(中略)話し言葉は非常に意味が曖昧で不完全であり、文字という媒体を通してのみ完全に明らかになるからだ。中国語や日本語は著しい数の同音異義語を含むからとくにそうだ。”文字が出来る以前の人類の意思伝達方法からアルファベット圏から東アジア圏に至るまでのいろんな文字が成立するまでの過程とその地域での使用法を読むのは面白い。

  • ちゅぱかぶら さん

    時間がかかりすぎてしまった… でも非常に面白かったです

  • 三河見 さん

    ノド イタイヨ

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