スティーブ・ヌーン

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絵で見るナイル川ものがたり 時をこえて世界最長の川をくだる

スティーブ・ヌーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784378041124
ISBN 10 : 437804112X
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
28×36cm,31p

内容詳細

世界最古の偉大な文明のひとつを生み、多くの支配者、宗教、帝国の興亡を見守り続けてきた世界最長の川・ナイル。時と川の流れに沿って下りながら、様々な地域の様々な日常の生活習慣を美しいイラストで描き出す。

【著者紹介】
スティーブ・ヌーン : さまざまな分野でイラストレーターとして活躍。『絵で見るある町の歴史』は2000年度ロングマン最優秀歴史書賞を受賞

アン・ミラード : エジプト学博士号所持者。エジプト発掘協会に属してエジプト遺跡発掘に従事。現在はロンドン大学特別壁画セクションに籍を置いている。『絵で見るある町の歴史』でロングマン賞受賞。考古学、歴史関係の著書多数。執筆、講演、エジプト旅行の相談員としての活動と、非常に多忙な日常を送っている

松沢あさか : 愛知県生まれ。名古屋大学文学部文学科卒業。訳書『絵で見るある町の歴史』は、第48回産経児童出版文化賞大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    全長約7000kmにも及ぶナイル川。映画「ナイル殺人事件」では、ナイル川周辺の景色も堪能できました。ラストにテムズ川沿いのロンドンの街に重ねるシーンも印象に残った。アブ・シンベル神殿の前にそびえたつラムセス2世の巨像。愛する妻ネフェルタリのために建てられた神殿だが、そこで事件が起こります。それにしてもこの絵本は細かいところまでよくできています。クフ王のピラミッドも紀元前2500年頃の葬儀の様子の背景として描かれています。エジプトとナイル川の約5千年に及ぶ歴史と人々の風習をわかりやすく伝えてくれます。

  • やま さん

    ビクトリア湖から流れる白ナイルと、タナ湖から流れる青ナイルが、合流してナイル川となり地中海へ流れる世界最長の7000qにのぼる川の物語です。エジプトは不毛の砂漠地帯ですが、毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、農耕や灌漑が可能になります。この増水を利用して農地の周りに水路を設けて水を貯め。水運を利用して石や、奴隷や、物資を運び。水辺のパピルスを利用して船から紙までいろんなものを作ります。この恵みで歴代の王朝は、ピラミッドの建設や、アレクサンドリアなどの都市建設を行って来ました。

  • さつき さん

    読友さんのレビューから興味を持って読みました。ナイル川の源、ヴィクトリア湖のリポンの滝から始まった旅は、川の流れに沿って時を超え様々な時代を巡りながら地中海へ向かいます。カバやワニ、鳥達の楽園。奴隷貿易で賑わう港町。古代の祭り。戦争へ向かう兵士達。美しい自然と人々の営みが細やかに描かれて見入ってしまいます。案内役のペリカンやあっと驚く瞬間など、『ウォーリーを探せ』のような探し絵として楽しめるのも良かったです。

  • 天の川 さん

    以前読んだ「絵で見るある町の歴史」が時系列に沿った定点観測だったのに対し、こちらは世界最長のナイル川を源流のビクトリア湖から河口まで旅する形式。地点ごとのエピソードの時代が異なるので、時系列的に理解するのは無理があるが、枠外の説明文に沿って、精密に描かれた絵を見ていくのはとても興味深い。紀元前のエジプト文明、紀元後のローマ帝国、その後のイスラム支配のいずれかで、大きく服装が異なるのも。必然とは言え、多くの場面で奴隷労働の過酷さや奴隷市場が描かれているのが、ちょっと辛い。こうして文明は形成されるのだけれど…

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤 さん

    読み友さんのレビューに惹かれて手にとった1冊。ナイル川の源流から河口まで約7,000kmの旅をしながら、栄華をほこったいくつもの王国の歴史を振り返ったり、ナイル川の恵みをうけて生きる人々の日常に触れたりすることができる大型絵本。人々の表情や動物たちの様子、ピラミッドや神殿、モスクなどの建物が事細かく描かれていて驚き。ガイド役のペリカンが各ページに潜んでいて「ウォーリーをさがせ」のような気分。みればみるほど新たな発見があるのでいつまでもながめていたい。

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スティーブ・ヌーン

コーンウォールで育ち、同地で1985年、テクニカル・イラストレーションの高等国家資格を得る。以後、イラストレーターとして自立。さまざまな技法を駆使して、出版分野以外でも活躍。イギリスのバース在住

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