スティーブン・ピンカー

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暴力の人類史 上

スティーブン・ピンカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791768462
ISBN 10 : 4791768469
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

人類はこの世界から暴力を根絶し、平和に向かうことができるのか?先史時代から現代まで人類の歴史を通観しながら、神経生物学や脳科学など最新知見を総動員し、暴力をめぐる人間の本性を精緻に分析。壮大なスケールで大胆な仮説を提示する、人類の未来への希望の書。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

目次 : 第1章 異国/ 第2章 平和化のプロセス/ 第3章 文明化のプロセス/ 第4章 人道主義革命/ 第5章 長い平和/ 第6章 新しい平和

【著者紹介】
スティーブン・ピンカー : 認知科学者、進化心理学者。ハーバード大学心理学教授。ヒトの言語獲得や脳機能としての言語能力について従来の説をこえて、「本能」あるいは生物的適応であるという新説を唱え衝撃を与える。ダニエル・デネットらとともに意識の進化を研究する最先端の論者。2004年に「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりに選ばれた

幾島幸子 : 翻訳家。早稲田大学政経学部卒業

塩原通緒 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe さん

    凄い本。オススメだけど、統計がたくさん登場して全部は頭に入らなかった。ド厚くて持ち運びにくいので電車で読むには根気がいる。Sピンカーは沢山読んだが「人間の本性を考える」に並ぶ名著かもしれない。人類が如何にして過去の暴力と決別してきたか。虐殺、戦争、私闘をそれぞれ大きさや原因ごとに分析し、ほぼあらゆる観点で平和に向かっている姿が描写される。途方もない人類史だ。人間の本性を暴いた著者だけに、統計によらず直感に頼った予測は危険である事を上手に説明している。下巻もすぐに読みたい。読書は人類を平和にさせると実感。

  • KAZOO さん

    ビル・ゲイツが進めているということでこのような分厚く内容がかなり専門的な本の割には読まれているようです。上巻はどちらかというと歴史の暴力的な側面から分析されていて最後は平和が比較的長い間続いているということで終わっています。従来の歴史書ではあまり書かれてこない部分などもあり私は興味を持って読むことができました。

  • ベイス さん

    この本が書かれて以降、ウクライナとパレスチナで戦争が起こってしまった。そのため、「世界はWWVに近づいている、といった論調は根拠に乏しく、必要以上に人々の警戒心をあおっている」と指摘するこの著書自体が、古びた様相を呈することとなった。とはいえ、統計学的にみて「暴力による死者」「暴力の件数」が右肩下がりに推移しているおおざっぱな傾向は変わらないのだろう。マクロでみるこの手の本にはつきものだが、例えば「牧畜民(例としてアイルランド人)は暴力的な傾向がある」といった物言いは注意が必要だと感じた。

  • starbro さん

    図書館の予約に出遅れましたが、ようやく大作「暴力の人類史 上」を読了しました!スティーブン・ピンカー初読です。頁数が多いだけでなく、文字も詰まっているので凄いボリュームですが、内容が面白いのでスムーズに進みました。著者は歴史学者ではなく心理学者で、暴力をテーマに書いており斬新な感じがします。トータルの感想は下巻読了後に。1点だけ、流行りの絵本風に言うと青土社に「ふまんがあります」これだけの頁数で価格も5,000円近くするのに何故「栞」をつけていないのでしょうか?本も重量級で「栞」がないと非常に不便です。

  • harass さん

    人類は確実に平和になり、暴力の質や件数は劇的に減っていることを統計などから論証する大著。またなぜ近現代で増えているように思うのか、どうして減っているのかも論じていく。面白い話がてんこ盛りだが、その一つ、第二次大戦の死者数は、20世紀は爆発的な人口増があり、その時代の全世界の人口比で考えると、人類史では9位であるとの研究があるとのこと。ちなみに1位は安史の乱で、2位がモンゴル帝国の征服とか。さすがに少し飛ばした箇所もあるが非常に面白く読めた。これは傑作。ファクトフルネスが好きな人ならぜひ。下巻に。

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