ジル・ボルト・テイラー

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WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方

ジル・ボルト・テイラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140819029
ISBN 10 : 4140819022
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p;19

内容詳細

左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却せよ!左右それぞれの脳に、「思考」と「感情」のキャラをもつ計4つの部位がある。脳は、その“4つのキャラ”のシェアハウスだ。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。脳全体(ホール・ブレイン)を活かして、なりたい自分になるために。さあ、「脳」の冒険の旅に出よう。

目次 : 第1部 脳のなかをちょこっと覗いてみる(私の物語、私たちの脳/ 脳の構造と人格/ 脳を支えるチーム―四つのキャラクター)/ 第2部 あなたの「四つのキャラ」(“キャラ1”考える左脳/ “キャラ2”感じる左脳/ “キャラ3”感じる右脳 ほか)/ 第3部 人間関係における「四つのキャラ」(自分とのつながり―「四つのキャラ」と体/ ほかの人たちとのつながり―恋愛関係における「四つのキャラ」/ 社会との断絶と復帰―依存症に立ち向かう「四つのキャラ」 ほか)

【著者紹介】
ジル・ボルト・テイラー著 : 神経解剖学者。1996年、37歳のとき脳出血により左脳の機能をすべて失った。8年のリハビリの末、身体、感情、思考すべての脳機能を回復させた体験を語ったTEDトーク(2008年)は、これまでに2800万回以上視聴され、伝説の講演となっている。現在は、ハーバード大学脳組織リソースセンター(ハーバード・ブレインバンク)のナショナル・スポークスマンとして、重度の精神疾患の研究のために脳組織を提供することの重要性について、啓蒙活動を行っている

竹内薫 : 1960年生まれ。理学博士、サイエンスライター、サイエンス書翻訳家。東京大学教養学部、理学部卒業。カナダ、マギル大学大学院博士課程修了。さまざまなメディアで科学の普及活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    自身の脳卒中体験を記した「奇跡の脳」に続きそこから得た脳の理論をわかりやすく書いた本。キャラ1は左側の大脳半球:思考、キャラ2は左側の大脳辺縁系:感情の起伏、キャラ3は右側の大脳辺縁系:経験的な感覚、キャラ4は右側の大脳半球:精神的な存在に分け、それぞれのキャラが90秒ルールで作戦会議を行い、すべての対人関係に8つのキャラが関与するとしている。B:呼吸、R:認識、A:感謝、I:問いかける、N:舵をとる、とし具体的な方法も本書で示している。ユニークな本だが、左脳の脳卒中を経験した神経解剖学者ならではの視点。

  • よしたけ さん

    脳科学者が自ら重度脳出血で体験した脳の各部位の働きを、擬人化し平易に紹介。几帳面な 〈考えるキャラ1〉 (左脳大脳皮質)、ネガティブ思考の〈感じるキャラ2〉 (左脳辺縁系)、今の歓喜に浸る〈感じるキャラ3〉 (右脳辺縁系)、個人の本質で大局観持つ〈考えるキャラ4〉(右脳の大脳皮質)の四つが登場。周囲評価に縛られずに生きる為、「脳の作戦会議」で状況を客観評価することが重要と説く。例えば、落ち込む〈キャラ2〉が出たら「九十秒ルール」で落ち着くのを待つ。自らの感情を脳構造に照らして客観分析する習慣が身につきそう

  • さと さん

    振り返れば、ネドじゅんさんの本を読んだのがきっかけで脳のしくみに興味を持ち、導かれた一冊。左脳と右脳という構造とそれぞれの役割などはおぼろげながらに知っていたが、これまでの認識や概念を刷新する一冊となった。自分は左脳寄りだと自覚する一方で、強烈に右脳に支配される自分もいることが腑に落ちなくてモヤモヤしたり左脳寄りな自分を右脳寄りの自分に変えたほうがいい(変えねば)という思いに囚われたりしていたが、全部自分なんだ と思えるようになって本当に楽になった。(続)

  • 加納恭史 さん

    ジル・ボルト・テイラーさんの「奇跡の脳」は衝撃でした。彼女の主張をもっと知りたいと思い、この本を読む。まあ脳科学から人の生き方を書いているので驚きです。特に右脳のしなやかに個人と周りの環境との一体感に感動します。右脳だけだと人は周りとの境界も曖昧になり、涅槃ニルバーナを体験したと言うのは凄いですね。まあ瞑想や神秘感の世界にも入る可能性があるとは素晴らしい。宗教や心理学の多様な世界に道を開きます。でも本当かなと彼女の右脳と左脳の働きをよく読んでみよう。そのキャラクターはそれぞれ二つ、全部で四つあるとか。

  • 加納恭史 さん

    中野信子さんの「運のいい人」は確かに運について語るが、運命やその人の本当に望むものは何なのか、ややり少し物足りないか。ジル・ボルト・テイラーさんの書物は少し読み難いが、ユング心理学の元形の個性のタイプは物語を紡ぐように深いのかな。左脳の〈キャラ1〉はその人の個性そのものである。世の中を渡ってゆくための力であり、私たちが他人に見せている顔です。ユングは「他者にはっきりとした印象を与える一種の仮面」つまりペルソナだと言う。トップにたって仕切る自我として、挑戦を受けると立ち向かい、自分の信じるもののために戦う。

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