怪奇疾走 ハーパーBOOKS

ジョー ヒル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784596541581
ISBN 10 : 4596541582
フォーマット
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
789p;15

内容詳細

顔の見えないトラック運転手に執拗につけ狙われる父と子―『激突!』の親子版「スロットル」、草むらに足を踏み入れた双子を恐怖が襲う「イン・ザ・トール・グラス」。S・キングとの共作2篇をはじめ、死者が訪れる不思議な移動図書館「遅れた返却者」、お伽噺のような扉の先が血塗れの狩場に変わる「フォーン」、イタリアの港町を舞台に描く実験的作品「階段の悪魔」他、怪奇と奇想に満ちたアクセル全開の短篇集!

【著者紹介】
ジョー ヒル : 数々の賞を受賞した短篇集『20世紀の幽霊たち』をはじめ、『ファイアマン』『NOS4A2‐ノスフェラトゥ‐』『ホーンズ角』『ハートシェイプト・ボックス』(以上小学館)、中篇集『怪奇日和』(ハーパBOOKS)など多くの著作をNYタイムズ・ベストセラーリストに送りこんでいる人気作家。アイズナー賞を受賞したグラフィックノベル『ロック&キー』シリーズ(ガブリエル・ロドリゲスとの共著/飛鳥新社)はNetflixで映像化されている

白石朗 : 東京都生まれ。英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部卒

玉木亨 : 東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家

安野玲 : 東京都生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家

高山真由美 : 青山学院大学文学部卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Tetchy さん

    父親キングとの共作2編も収録された短編集。ジョー・ヒルは過去の色んな名作から本歌取りをして作品を紡ぐことが多いようで、その中には父の作品も入っている。本書で共作することでキングは父親から自身の作品の衣鉢を継いで伸び伸びと創作してほしいとメッセージを込めたのではないか。そんな本書のベスト作を挙げるとすれば「遅れた返却者」だ。これは本を愛する者全てに読んでほしい物語だ。本がもたらす人生のワンダーを謳った読書家の夢を描いた作品だ。彼の作品を父が読み、また父も触発されて素晴らしい作品を紡ぐ相乗効果を期待したい。

  • sin さん

    万華鏡の様に多彩な作品群だ!スロットル/復讐するは…。闇のメリーゴーラウンド/ブロックなブラッドベリ?ウルヴァートン駅/理性的な撤退による自滅!シャンプレーン湖の…/血腥いブラッドベリ。フォーン/銃を持つことを許された弊害。遅れた返却者/本はタイムトラベラー。きみだけに…/女の子は弱き偽善を拒み、現実と云う牙を持つ。親指の指紋/戦争が暴力!階段の悪魔/階段は上りと下りどっちが多い?死者のサーカスより…/刹那的感情の発露。菊/アメリカは被害妄想の国。イン・ザ・トール・グラス/残酷な迷宮。解放/現実と紙一重。

  • ぐうぐう さん

    序文で、スピルバーグやスタン・リーなど、作家・ジョー・ヒルを作った父達について彼は語る。その筆頭に挙がるのは当然、実父・キング(と、母であるタビサの名をヒルは忘れない)である。キングからの影響を隠そうとしないことは、ヒルの強みと言える。彼はこう書いている。「小説を書きはじめたころのぼくは、自分がスティーヴン・キングの息子だと世間に知られることを恐れていた。そこで仮面をかぶって、他人のふりをした。しかし、物語は常に真実を告げるーーこれ以上ない真実を」(つづく)

  • tom さん

    著者は、キングの息子。キングよりも優れものじゃないかと個人的に思っている。彼の書くものも怖いけれど、キングとどこが違うのかと問われても、答えようがないのがちょっと悲しい。この短編集、💮は「遅れた返却者」主人公は、縁あって自動車図書館で働き始めた。この車には、とこどき借りた本を返さないままにしていた人が現われる。主人公は、そういった人に最上のサービスをする。この短編を読めるだけでも幸せ。この短編に対する著者のコメントは「一冊の本を読みおわらずに死ぬなんて考えるだけでもいやだ」というもの。本当にその通り。

  • icchiy さん

    めっちゃくちゃ怖い、めっちゃ怖い、かなり怖い、13コのジョー・ヒル短編集。スーパーナチュラル系ホラー、ヒトコワ系、サイバーパンク系、世界終末系、いろいろなテイストの恐怖を味わえます。初期の父上の作品によく似た風味の物語もありでオールドファンにも受けがいいと思います。しかし、こんな物語よく書けるなぁと感心しまくりの読者体験でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ジョー ヒル

数々の賞を受賞した短篇集『20世紀の幽霊たち』など多くの著作をNYタイムズ・ベストセラーリストに送りこんでいる人気作家。アイズナー賞を受賞したグラフィックノベル『ロック&キー』シリーズ(ガブリエル・ロドリゲスとの共著/飛鳥新社)、『怪奇疾走』収録の「イン・ザ・トール・グラス」はNetflixで映像化

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品