ジョーン・エイケン

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月のしかえし

ジョーン・エイケン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198603977
ISBN 10 : 4198603979
フォーマット
発行年月
1995年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,1冊

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    ジョーン・エイキン文、アラン・リー絵。それぞれイギリスで活躍する作家とイラストレーター。本書はお話が中軸を背負う。イギリスに伝わる(あるいはイギリスだけではなく、広くヨーロッパか)民話や伝説・伝承を題材に想像を広げてゆくファンタジックな世界が持ち味。後半に登場するドラゴンなどは、ちょっとヤマタノオロチを連想させもする。もっとも、ヤマタノオロチは「アンドロメダ型神話」として、世界性を指摘されているのだが。月を巻き込んだ本書もなかなかに壮大・壮麗な物語。絵は波の表現を筆頭に、いずれもきわめてリアル。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    月の表面にある黒いシミは古来、世界の人々の空想をかきたててきた。日本では餅をつくうさぎ、西欧では月おとこが有名だけど、この物語では男の子が靴を投げつけてできた汚れという設定になっている。怒った月は、男の子の家族に呪いをかける。さまざまな伝承を組み合わせて紡いだというファンタジックなストーリーと幻想的な美しい絵のハーモニー。一家を襲う困難を乗り越えるための武器は音楽の力。ジャムが吹きこぼれるのを防ぎ、幽霊を感動させ、怖ろしい怪物を踊らせる。国の争いさえも止めることができるのだ。1995年11月初版。

  • ☆よいこ さん

    物語絵本。セッピーはバイオリンを弾くのが好きで、自分でバイオリンを手作りして練習していた。父親に叱られるので隠していたが、もっと上手くなりたくて空き家の幽霊に相談した。幽霊は月にお願いする方法を教えてくれた。満月の夜に7つの靴を投げて月にお願いをすると、願いはかなえてもらえたが、一方で月の怒りをかい呪われてしまう。セッピーは7つの靴を取り戻すまで、はだしでいなければならない。妹は口をきけない。7年目の夜、海から七本足の化け物が現れた。▽キーワードは「7」音読したら30分くらいかかったので疲れた。

  • ヴェルナーの日記 さん

    エイキンの作品は、よくディケンズ調といわれている。これは人物や風景の描写が仔細であることを意味する。本作はイギリス正調のフェアリーティーズ(妖精物語)であり、児童文学というジャンルでありながらも、エイキンの描写力とアラン・リーの精密性のある挿絵とが、相まってとても美しいフェアリーティーズの世界を醸し出している。

  • スプーン さん

    不思議なお話でした。伝承についての「あとがき」が勉強になりました。

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