ジョージ・R・R・マーティン

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洋梨形の男 奇想コレクション

ジョージ・R・R・マーティン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309622040
ISBN 10 : 4309622046
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,341p

内容詳細

地下に住む異様な男におびえる女性の心理を描いた表題作ほか、ホラー、SFなど多様な要素を自在に操りジャンルを超越した作家が描く6作の恐怖を収録。ネビュラ賞、ローカス賞、ブラム・ストーカー賞受賞作品。

【著者紹介】
ジョージ・R・R・マーティン : 1948年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。ノースウェスタン大学卒(ジャーナリズム専攻)。幼いころからコミックスとSFを愛読し、作家を志す。デビューは71年。新世代SF作家の旗手として名をあげたが、80年代にはいると活躍の場をホラーに移した。紆余曲折を経て、96年に大河ファンタシー“氷と炎の歌”シリーズ第一作を発表。ベストセラー作家にのしあがり、現在にいたる。『洋梨形の男』でネビュラ賞・ローカス賞・ブラム・ストーカー賞受賞

中村融 : 1960年、愛知県豊橋市生まれ。中央大学法学部卒。翻訳家・アンソロジスト。主に英米のSF、ファンタシーの紹介に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 猿吉君 さん

    ハッピーエンドは最後だけ、後味悪いホラー作品ばかりなのに何故か読みたくなる不思議な短編集です。@太った人が出てくるのが多いのは著者を投影している?A作家の狂気と性(さが)を感じたのが「子供たちの肖像」でした、ヒット作作るのも大変だ。B読後が気持ち悪かったのが「思い出のメロディー」、自分がこんな目に遭ったらと想像するとゾーっとします。点数80/100→タフの箱舟とか表紙とか見て楽しそうだなと思って読んだら思いっきりホラーでした(笑)。でも面白かった、流石大御所マーティンさんの文章力はケタ違いです(^o^)

  • sin さん

    昨年、嫌な物語といった短篇集が出版された際、趣味が悪いと敬遠していたが捕まってしまった。まぁなんとも嫌な物語である。特に表題作には主人公にたいして「あったま悪いんじゃねーの」と毒づきながら読み進めたが結末の気味の悪さは見事というしかない。そうしておいて結末に置かれた“成立しないヴァリエーション”の配置に編者の技を感じた。その内容は最良のカタルシスを与える良品でありそれまで蓄積された嫌な気持ちが一掃され締め括りとして最適であった。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    初っ端から吐き気を催しそうなホラーで始まる短篇集(泣)肥満男のダイエットを描く『モンキー療法』は太った男の正体とヘンリーの末路が怖すぎる。表題作は生理的嫌悪を催すのに注目せずにはいられない洋梨形(肥満)の男に付き纏われる女性の恐怖を描いているかと思いきやラストの暗喩に仰天。この作家さんは肥満に恨みでもあるのだろうか・・・?『子供たちの肖像』の作家は作家の業と言えども最悪最低で変態な夫と父だよな・・・。想像すると胸が悪くなるような作品が続く中、「最後に愛は勝つ」な『成立しないヴァリエーション』が救いでした。

  • ライマウ・フレツリー さん

    チェスSF、「成立しないヴァリエーション」が最高!大富豪のチートプレイヤーVS3人の落ちこぼれ…頁を繰る手が加速する傑作中編(^^)/

  • りー さん

    始発時の横浜駅には構内を無表情で駆け回る不自然に下膨れた体型の男が出る。本書に出会った時、これはあの男の事だと直観して手が震えた。読んでみたら全然違った。しかしその落胆を補って余りある優秀なホラー小説だった。ホラーって怖さで言えば和製が最恐だと僕は思うんだけど、それは読後暫くお風呂やトイレ等文化的生活が営めなくなる後引く怖さなのだ。ところが舶来物は文化に違いがあるから必要以上に怖くない。『モンキー療法』なんて日本では生まれ得ない物語だし『終業時間』も然り。優れた恐怖と狂気を純粋に楽しむ事が出来た。

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