Night Divides The Day

永遠の名曲’Longing / Love’で知られるピアニスト、ジョージ・ウィンストンの３年振りのフル・アルバムが発売決定！今作は、彼が10代の頃に聴いて、オルガンを始めるきっかけとなったthe Doorsのカヴァー集！
日本ではニューエイジ/ヒーリングミュージックの第一人者として知られるジョージ・ウィンストン。1980年代の四季４部作『Autumn』『December』『Winter Into Spuring』『Summer』など彼の音楽のモチーフとなってきたのは、少年時代への憧れ。それは一方では故郷モンタナの大自然であり、もう一方は少年時代に聴き親しんだ音楽の数々。そしてThe Doorsは、New Orlens系のR&Bと並ぶ少年時代のフェイヴァリット・アーティスト。ベトナム戦争、公民権運動など激動の時代とも言える1960年代のアメリカを駆け抜けたThe Doors。Jim Morrisonはその激しいパフォーマンスと裏腹な’魂の漆黒’を歌い謎の死を遂げた。その時代に少年期を過ごしたジョージは１８歳のときRay Manzaerkのオルガンに魅せられオルガンを弾き始めた。一見「動と静」のコントラストのように感じられる組み合わせだがジョージの精巧で新鮮なアレンジよるピアノ・カヴァーは、精神性と音楽性の両面に影響を与えてくれた The Doorsに対する大きなリスペクトなのだ...。ジョージはオリジナル・アルバムの他に1995年のSnoopyのテレビ番組のサントラを多く手掛けたヴィンス・ガラルディの作品集『ライナス＆ルーシー』も発表しているが、このアルバムにも、The Doorsへの敬愛の意が表されている。