ジョン・トロイヤー

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人はいつ「死体」になるのか 生と死の社会学

ジョン・トロイヤー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562073511
ISBN 10 : 4562073519
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;20

内容詳細

テクノロジーの進化は死をあいまいなものにした。科学的、医学的、法的な観点から「死んだ」とみなされるとき、あなたは自分の体をどうしてほしいのか。葬儀業を営む家に生まれ、現在も死について研究する著者による最新報告。

目次 : 序章 人間の死体/ 第1章 エンバーミングされた幻影/ 第2章 ハッピー・デス・ムーヴメント/ 第3章 HIV/AIDSの死体/ 第4章 プラスティネーションの分類法/ 第5章 死、死にゆく過程、身体部位のグローバルな取引/ 第6章 生政治、死政治、死体政治/ 第7章 死を特許化する/ 結びに 死の計画を立てる

【著者紹介】
ジョン・トロイヤー : 葬儀業を営む家に生まれ、現在はバース大学社会・政策科学部上級講師、死および社会研究センターのセンター長として、死について多角的に研究している。2006年、本書と同題の博士論文がミネソタ大学芸術・人文科学論文大賞を受賞。死に関するブログ記事を掲載するウェブサイト“Death Reference Desk”の共同設立者。BBCのコメンテーターも務める。本書が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おだまん さん

    エンバーミング等の技術から死を考える。ケン・リュウのArcを思い起こすなど。

  • kun_maa(หมา) さん

    死体をめぐる様々な扱いや観点から見えてくる社会的な問題や生や死のとらえ方などについて述べられているようなのだけど、元の文章のせいなのか翻訳のせいなのかわからないけど文体が自分に合わず、言葉が上滑りして内容が頭に入ってこない。我慢して半分くらい読み進めたけど退屈さに嫌気がさして珍しく途中で読むのを止めてしまった。各章の最後に書かれている妹の死に対するポエムのような文章もなんか嫌だった。

  • y さん

    自分の知識が乏しいのか、日本との状況が異なるのかはわかりませんが、かなり驚きな内容が盛りだくさんでした。 ネタバレになるので詳細は書きませんが、著者の言うような状況に将来なるなら、ふつーの死体になるのは珍しいことなのかなと感じました。 内容的には原題がしっくりきました。 なかなかにキャッチーな日本語タイトルに期待していたので、ちょっと違うかなと感じました。 でも、読んでよかったと思いました。

  • やっこ さん

    南北戦争期の鉄道輸送と防腐処理は、死んだ身体を「生前に近いもの」として演出し、私たちの「死体像」を規定した。これは単に技術史ではなく、身体をめぐる社会の「想像力」の変容 死体は「ネクローエコノミー」の資源ともなり得るという冷徹さ 権力は身体を管理し、利用し、排除する。死体を「処理」する葬送産業から、死後の計画を自己決定するリヴィング・ウィルまで、身体は私たちの外部にある制度によって規定 死体は、消え去るのではなく、何らかのかたちで社会の記憶や欲望を映す鏡

  • 果てなき冒険たまこ さん

    妹の死とか自分の仕事の延長で語っているときは説得力もあってなかなか面白いと思ってたけど中盤から話が大きくなるにつれてなんか他人事のような章が続くところはうんざりさせられてしまった。なんでそんな結論になるのかどうしてそう思うのかがほとんど示されずこれじゃ陰謀論と同じじゃねーかと思ってしまったよ。もっとちゃんと絞り込んで書けばもっと面白かったんだろうけどね。残念。

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葬儀業を営む家に生まれ、現在はバース大学社会・政策科学部上級講師、死および社会研究センターのセンター長として、死について多角的に研究している。2006年、本書と同題の博士論文がミネソタ大学芸術・人文科学論文大賞を受賞。死に関するブログ記事を掲載するウェブサイト“Death Reference Des

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