ジョン・グローガン

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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと ハヤカワ文庫NF

ジョン・グローガン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150503451
ISBN 10 : 4150503451
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,447p

内容詳細

子育ての練習にと、新婚のジョンとジェニーがひきとった仔犬のマーリー。頭がいいラブラドール・レトリーバーを選んだはずが、みるみる大きく育ってやんちゃなバカ犬になり、夫婦は数々の騒動にふりまわされることに。でも、出産、子育て、転職と人生の転機を支えあって乗り越えていく二人にマーリーは大切なことを教えてくれた―愛犬家を中心に絶大な支持を得て世界的ベストセラーに登りつめたエッセイ。

目次 : 完璧な犬/ 僕と妻と仔犬と/ 高貴な血統/ 仔犬が我が家へやってきた/ ミスター・ウィグル/ 妊娠検査薬のゆくえ/ 悲しみを分かちあう/ 飼い主と獣と/ 訓練失格/ 男の存在価値〔ほか〕

【著者紹介】
ジョン・グローガン : 1957年ミシガン州デトロイト生まれ。セントラル・ミシガン大学で文学とジャーナリズムを専攻。オハイオ州立大学で修士号取得。『サウスフロリダ・サンセンティネル』紙の記者や、『オーガニック・ガーデニング』誌の編集長、『フィラデルフィア・インクワイアラー』紙のコラムニストを経て、現在は執筆や講演活動などに忙しい日々を送っている。ペンシルベニア州の丘陵地で、妻ジェニーと三人の子どもと暮らしている

古草秀子 : 翻訳家。青山学院大学文学部卒。ロンドン大学アジア・アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際経済学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさきち さん

    ジョンとジェニーの新婚家庭に迎えられた雄のラブラドール・レトリーバーのマーリー。そんな彼らの十三年間を綴ったエッセイ。おバカでやんちゃ、だけど明るくて素直でやさしさにあふれるマーリーももちろんですが、そんな彼を苦労しながらも愛し続け、見守ってきた家族からもたくさんのことを教えてもらえました。そして齢十五歳の老犬を抱え、先日二人の相棒を相次いでなくした身として、最後のお別れの節は涙なしには読み進められませんでした。でも手にして本当に良かった一冊です。

  • Rosemary* さん

    笑ったり、泣いたり、頷いたり、在りし日の愛犬(G・レトリバー)を思い出しながらたのしく読みました。ユーモアがあり、愛情っぷりのとても読みやすい家族と絆の物語。傍若無人なマーリーは、あらゆるものを口にし大きな身体で物を破壊する。雷が大の苦手で、遠くでその兆候があろうものなら、制御不能。しつけ教室からも追い出される始末。手に負えないと嘆きつつも、家族の歴史と共に掛け替えのない存在に。そんなマーリーも時の流れには抗えず、後半のくだりは、周りを憚らず落涙。お互いが巡り合った幸せが伝わりました。

  • さゆ さん

    判っているんですよ、最初っから。このての本は最後に犬が死んでしまうこと。もう、何度か懲りているはずなのに。子どもの頃に最良の友だった犬との日々が思い出された。彼女は病気でそれほど老いる前に死んでしまったけれど、それももしかしたら私への思いやりだったのかもしれないと思ってしまう。辛いことがあっても、彼女の垂れ下がった耳をクルリと裏返していると気持ちが落ち着いた。この本も犬への愛情があふれた一冊でした。

  • ローレンツ🐾 さん

    『世界一のおバカか犬』と副題につけられているがとても優しいいい子のマーリー。犬はその一生を飼い主(家族)への愛情に捧げている。犬を飼っている人、犬を飼った経験がある人なら誰しも感じたことがある犬の無償の愛情。マーリーは素敵な家族に恵まれ、飼い主の家族はマーリーとの素敵な時間に恵まれた。心が暖かくなるとても素敵な本です。良書。

  • 井戸端アンジェリか さん

    泣こう買いでやっぱり号泣。子犬の頃の悪戯に散々笑い、晩年の老いた様子に色々と想い出して泣き、「バカ犬クラブ」で皆同じ事思ってるんだね〜あるあるで泣き笑い。殺処分も安楽死も同じじゃんかよバカヤロー!と常々思っておりましたが、愛犬と飼い主の為の安楽死に付いて少───しだけ学べたような気がします。 バカな犬ほど可愛いのよ。

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