シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選 創元SF文庫

ジョナサン・ストラーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488791025
ISBN 10 : 4488791026
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;15

内容詳細

人新世、それは人間の活動が地球環境そのものに多大な影響を与える時代。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題‥‥未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。不透明な未来を見通し、希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。

【著者紹介】
ジョナサン・ストラーン : 1964年北アイルランド生まれ、オーストラリア在住。90年にSF/FT専門誌Eidolonを創刊、99年まで共同経営者・共同編集人を務めた。フリーランスの編集者・アンソロジストとして活躍し、2010年には編集者としての活動が評価されて世界幻想文学大賞の特別賞を受賞している。また、同年からゲイリー・K・ウルフと共同で制作しているポッドキャストCoode Street Podcastは、2021年ヒューゴー賞ファンキャスト部門を受賞するなど高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 本の蟲 さん

    東京創元社のテーマ別アンソロ。刊行ペース早すぎて今後は積んでおこうか迷っていたところに、今回のお題「新人世」。要するに現代のことだが、内容は今よりも半歩だけ先の未来。こんなん読むっきゃねー! 全くの別世界、別宇宙、遠未来モノも大好きだが、地続きの未来を先取りできるのもSFの醍醐味。気候変動や諸々の社会問題。新技術の普及。見知った技術の応用・新しい使い方。損得で読むわけではないが、こういった藤井大洋系の地に足ついたSFは、ビジネスマンの間で流行ってもいいと思う

  • もち さん

    「世界が忘れてしまった物語がはじまった」◆国土で唯一、電子ネットワークを実装していない山村を訪れた女性技術者。交渉、説得に手筈を尽くすが村の選択は覆らない。そんな中、歌い手の娘が提案した儀式により、救済の「網」が顕現する。(『菌の歌』)■環境SFアンソロジー。プラごみ島の福音と陰謀、三者の視点が収斂する山林火災、ヴァイキング船と月が結び付く破滅ものなど、緩いテーマだからこそ未曾有のバラエティを擁する。SF要素が問題を鋭利に切り取る、ショートだが奥行き深いハイレベルな短編集。

  • 月をみるもの さん

    イーガンが読みたくて買った。冒頭の、陰謀論にハマってしまった父親とのやりとりから終わりまで一気に読ませる。さすがである。

  • 無重力蜜柑 さん

    このシリーズの中ではかなり粒揃いな方のアンソロ。パワードスーツSF傑作選と銀河連邦SF傑作選は読んでいるが、いずれもテーマはフレーバー程度でまとまりを欠く印象だった。しかし本作は違う。収録作には明確な傾向が見て取れる。これは間違いなく人新世SF傑作選だろう。ところで解説で触れられている通り、人新世とは単に気候変動のことを意味しない。本アンソロにも気候変動とは無関係な作品がかなり収録されている。その上で本アンソロのテーマをより端的に表せる副題があるように思う。無政府主義SF傑作選はどうだろうか?

  • to_chan さん

    イーガン目当てだったけど他の収録作の方が面白い。 「人新世といえば気候変動を連想することが多いと思うが、本書ではそれはどちらかといえば後景に引き、むしろ 2の論点、すなわち資本主義と所得格差の問題が物語の中核を占めている。」 企業がSDGsに乗るときもここだけは避けて「地球を綺麗に❤️」しか連呼しないよな(イメージです) レッツ革命! 大企業に搾取されながら海中に適応するための人体改造を求める「潮のさすとき」や、富裕層が不死になった世界の死体回収人の話「渡し守」 とか面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ジョナサン・ストラーン

1964年北アイルランド生まれ、オーストラリア在住。90年にSF/FT専門誌Eidolonを創刊、99年まで共同経営者・共同編集人を務めた。フリーランスの編集者・アンソロジストとして活躍し、2010年には編集者としての活動が評価されて世界幻想文学大賞の特別賞を受賞している。また、同年からゲイリー・K

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品