私の中のあなた 上 ハヤカワ文庫NV

ジョディ・ピコー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150412036
ISBN 10 : 4150412030
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,345p

商品説明

〈キャメロン・ディアス主演映画原作の全米ミリオンセラー〉

13歳のアナ・フィッツジェラルドは、白血病の姉ケイトのドナーとなるため、遺伝子操作を経て生まれたデザイナー・ベイビー。ケイトの病状は一進一退を繰り返し、ついには腎臓移植が必要となる。しかし、アナは腎臓の提供を拒み、両親を相手取って訴訟を起こす。もう姉のドナーにはなりたくない、自分の体を守る権利がほしい、と。娘の突然の行動に戸惑う両親だが、アナの決意は固い。そして両親とアナは法廷で争うことになるのだが――。

内容詳細

13歳のアナは、白血病の姉ケイトのドナーとなるため、遺伝子操作を経て生まれた。ケイトの病状は一進一退を繰り返し、ついには腎臓移植が必要となる。しかし、アナは腎臓の提供を拒み、両親を相手取って訴訟を起こす。もう姉のドナーになりたくない、自分の体を守る権利がほしい、と。娘の突然の行動に戸惑う両親だが、アナの決意は固い。そして両親とアナは法廷で争うことになる―ニック・カサヴェテス監督映画の原作。

【著者紹介】
ジョディ・ピコー : 1966年ニューヨーク州生まれ。プリンストン大学の創作講座を修了したのち、出版社や広告代理店勤務などを経て、ハーヴァード大学の大学院に進み、教育学の修士号を取得。1992年にSongs of the Humpback Whaleでデビュー。生命倫理や法制度などの社会的な問題と、人間の生き方や家族の絆というテーマをからめて繊細に描くことに定評がある。女性を中心に高い支持を集め、新作が常にベストセラーリストの上位を占める人気作家である。夫と三人の子どもとニューハンプシャー州在住

川副智子 : 早稲田大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ほちょこ さん

    姉の病気治癒のために、遺伝子操作を施されて生まれた妹。その妹が自分のカラダを守るために両親を相手取って裁判をおこす。妹、姉、母、父、弁護士、訴訟後見人、それぞれの立場からの目線で話は進む。何が正しいのかを問いかけられる作品。考えろ!と迫られる上巻。どうする?自分。

  • 絹恵 さん

    あなたの守りたいものは何ですか?誰もが問いの答えを胸の中に持っています。答えが解っているからこそ、その答えで傷つく人がいないように隠しているけれど、悲しみで傷つきたくないのは自分自身なのだと思います。生まれた時から平等なんてものはないのなら、私とあなたで答え合わせは出来るのだろうか、望み通りの答えはあるのだろうかと考えます。

  • 🐾ドライ🐾 さん

    姉のケイトは2歳で白血病、寛解再発を繰り返して化学療法や薬の副作用の苦しさがつらい。自分は大病を経験したことはないのだけれど。 3つ下の妹アナは13歳。自分で弁護士に依頼して、両親を相手に訴訟を起こす。そこから動き出した物語が… もう下巻も読み終えたが、この小説が今年最後。心がずっと揺さぶられて、読後の感慨も最高だったし読み納め決定! とにかく母親のエゴが強すぎて、父親の頼りなさが歯痒くて。ジェシー(兄)の荒れかたが心配で。架空の家族の物語なのに直接ひと言物申したくなるフラストレーション。

  • ウクレレで歌う さん

    神様が成す領域と、人間が手を出していい領域がはっきり分かれていればいいけれど、それはとても曖昧だ。デザイナーズ・ベイビーや臓器移植という問題に親子関係が絡まって、底なし沼みたいな物語になっている。生きることと幸せであることは決してイコールではないと思う。それでも我が子の命をなんとしてでもこの世に引き留めようとする母親の気持ちはわかる。だけど子どもたちの寂しさや苦しみに寄り添えないサラにはイライラしてしまった。ジェシーもアナも、かわいそうでたまらない。

  • ちげー さん

    映画になったのは知っていて、観たいなぁと思ってるうちに映画は終わってた。 内容は、1人1人の視点で物語が進んでいて、その人の感情とかも盛り込まれてるので、すーっと入りやすい感じ。 13歳でこんな風に色々考えられるんだ。 でも、本間の所はどうしたいのだろう?下巻が気になる展開でした。 

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