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新装版 ひみつの薬箱 中世装飾写本で巡る薬草の旅

ジュヌヴィエーヴ・グザイエ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766140101
ISBN 10 : 4766140109
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世の西洋医療では動植物を薬として珍重した。
それはときに珍奇で、ときに現代にも通じる科学的な正確さを見せる。
修道院を中心に読み継がれた写本の一部を解説した本書。
本中世の植物画集「スローン写本」の妖しく美しい図画とともに、この神秘の薬草医療の秘密を読み解く貴重な一冊が新装版になって甦る。

【著者紹介】
ジュヌヴィエーヴ・グザイエ : パリ高等研究実習院(´Ecole pratique des Hautes Etudes:EPHE)を卒業、リエージュ大学で史学博士号を取得。リエージュ大学科学・技術センター副所長を務める。専門は、中世から近代における実践医学史および薬学史

久木田直江 : 1957年生まれ。2001年イギリスのエクセター大学にて英文学博士号を取得。静岡大学人文社会科学部教授。専門は中世英文学・文化史・医学史・キリスト教図像学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    薬剤師≒魔女の時代、神秘の薬草医療の秘密中世装飾写本、美しも怪しげです。魔女狩りの時代、犠牲になった薬剤師も多いのでは・・・ https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=58396

  • neimu

    新装版ということだが、それは知らない。余りに美しいので思わず手に取った。副題にもそそられる。何と言っても「中世装飾写本で巡る薬草の旅」なのだから。あっという間に『薔薇の名前』の時代に飛んだよう。今まで読んだファンタジー、聖書、魔女、教会や博物館の図書室、色んな世界を思い出しながら眺める。じっくり読むには更に時間が掛かる。今は年度末の忙しい時間の合間に眼福眼福と眺めている。私の目や脚の病や様々な不調、肩こりや退職後の将来への不安も癒してくれる薬草はないか、そんな切ない思いも拡大された装飾画に向かわせる。

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