西洋の鍵 4千年の歴史にみるすぐれた機能とデザイン

ジャン ヨーゼフ・ブルンナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766138047
ISBN 10 : 476613804X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;25

内容詳細

紀元前約2000年の古代オリエントにはじまる鍵の歴史。鍵は、時代の移り変わりとともに、時に実用的に、象徴的に、そして時にこのふたつの役割を担いながら発展してきました。木や骨、青銅、錬鉄、金銀など、さまざまな素材からなる鍵先、軸、環に動物や植物、神話、紋章、王冠、モノグラム、紋様などのモチーフが完璧にデザインされ、各時代の様式美を今に伝えています。本書では、ヨーロッパの主要美術館や個人が所蔵するコレクションとともに約4000年の鍵の歴史をたどりながら、西洋の鍵のすぐれた意匠と美を紹介します。

目次 : 鍵の形態学/ 紀元前約2000年/ 古代ギリシアの鍵/ 湖上住居の鍵/ ケルトの鍵/ ローマ時代の鍵/ パレスチナの鍵/ 中世初期からカロリング朝にかけての鍵/ ヴァイキングの鍵/ ロマネスク様式の鍵/ ゴシック様式の鍵/ ルネサンス期の鍵/ 名匠の鍵/ 教会の鍵/ 侍従の鍵/ バロック/ロココ様式の鍵/ 英国スタイルの鍵/ 重厚なアイアンチェストの鍵/ ふたつの機能を果たす鍵/ 18世紀から20世紀の鍵/ 現代の鍵/ ローマ時代からゴシック時代にかけての鍵の変遷/ ルネサンス期から20世紀にかけての鍵の変遷

【著者紹介】
ジャン=ヨーゼフ・ブルンナー : 西洋鍵のコレクター。アンティークの鍵に魅せられ、収集をはじめる。4年の調査期間を経て本書を執筆すると、長年、待ち望まれた鍵に関する参考書として評価を得た。貴重なコレクションの一部、ケルトおよびローマの鍵は、スイスのヴヴェイ歴史博物館に寄贈され、現在、当館の所蔵する鍵とともに一般公開されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    鍵の出現とその使用方法にはじめて触れている文献は旧約聖書「士師記」と、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」とのこと。4000年の歴史を通して見ると、鍵は文明と共に発達し、大切なものを守りたいという人間の本能に伴う文化なのだと思えてくる。デジタル化によって物質的な鍵は無くなっていく運命なのかも知れない。でも、紙媒体としての書籍や、音楽媒体としてのレコード·テープ·CDが生き残るところを見ると、手触り·ひと手間·所有欲などが、鍵生き残りの鍵となるであろう。

  • よっち さん

    鍵の約4000年の歴史をたどりながら、各時代を象徴する鍵を解説するとともに名匠や教会の鍵、侍従の鍵など特徴的な鍵を紹介する一冊。紀元前の古代ギリシア、湖上住居、ケルト、ローマ時代、パレスチナ、中世初期からカロリング朝にかけて、ヴァイキング、ロマネスク様式やゴシック様式、ルネサンス期、教会、侍従、バロック/ロココ様式、英国スタイル、重厚なアイアンチェスト、ふたつの機能を果たす鍵を紹介しながら、ローマ時代からゴシック時代にかけての鍵の変遷とルネサンス期から20世紀にかけて鍵の変遷を解説する興味深い一冊でした。

  • takao さん

    ふむ

  • 金監禾重 さん

    鍵を持つのは権力者か富裕者であり、早い段階から鍵は壮麗になった。ウォード錠という錠前側の構造から、柄よりむしろ鍵穴に差し込む部分のほうが目立つように発展した。少しぶつけただけで歪んで使えなくなりそうな繊細なものもある。ルイ16世がハマったのはウォードの工夫か。

  • ろばみみ さん

    アンティーク・キーと聞いて連想する形の古い鍵について、歴史から用途を知れる本。深堀りしたらもっと複雑な背景やエピソードがありそうだが、そこまで専門的では無い。カラー含め写真がたくさん載っているので、眺めているだけで楽しい。持っていたくなる本。

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