ジャン・ノエル・ロベール

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仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか 講談社選書メチエ

ジャン・ノエル・ロベール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065335345
ISBN 10 : 4065335345
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

仏教が、キリスト教やイスラム教ともっとも異なるのは、聖典の他言語への翻訳を積極的に推進したことだった。インドに生まれ、中国・朝鮮から日本へ、チベットからモンゴルへ、東南アジアやヨーロッパでは全く別の姿を見せながら、各地の言語と文化を大きく変容させてきた“世界宗教”。その多様な全体像と歴史を、大きな視野から描き出す。日本研究国際賞を受賞した著者のロングセラー、チベット歴史文献学の第一人者による待望の邦訳。

目次 : 第1章 諸宗教の中での仏教/ 第2章 ブッダ 仏―第一の宝/ 第3章 ダルマ 法―第二の宝/ 第4章 サンガ 僧―第三の宝/ 第5章 三つの叢書 三蔵/ 第6章 大乗と真言乗/ 第7章 中央アジアと中国への伝播/ 第8章 チベットからモンゴルへの伝播/ 第9章 東南アジアへの伝播、そしてインドへの回帰/ 第10章 朝鮮から日本への伝播/ 第11章 仏教と言語/ 第12章 仏教の欧米への伝播/ 第13章 仏教研究批判

【著者紹介】
ジャン=ノエル・ロベール : 1949年生まれ。フランス国立東洋言語文化学院日本語学科卒業、パリ第七大学国家文学博士号取得。コレージュ・ド・フランス名誉教授。義真『天台法華宗義集』の研究は日本天台宗の教理についての西洋語による最初の体系的解明として国際的にも高く評価される。また、鳩摩羅什訳『法華経』のフランス語訳、慈円の釈教歌についての研究のほか、日本文化を古今東西の文化史の文脈から捉えることを提唱し、2021年度の第三回人間文化研究機構日本研究国際賞を受賞

今枝由郎 : 1947年生まれ。大谷大学文学部卒業、パリ第七大学国家文学博士号取得。チベット歴史文献学専攻。フランス国立科学研究センター、ブータン国立図書館等に勤務。2023年、第五十七回仏教伝道文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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