ジャン・ジャック・フィシュテル

人物・団体ページへ

私家版 創元推理文庫

ジャン・ジャック・フィシュテル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488208028
ISBN 10 : 4488208029
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,235p

内容詳細

友人ニコラ・ファブリの新作。それが彼をフランスの第一級作家に押し上げることを私は読み始めてすぐに確信した。以前の作品に比べ、テーマは新鮮で感動的、文体は力強く活力がみなぎっている。激しい憎悪の奔流に溺れながら、この小説の成功を復讐の成就のために利用しようと私は決意した。本が凶器となる犯罪。もちろん、物理的にではない。その存在こそが凶器となるのだ…。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ケイ さん

    とてもよく練られた作品。ある男の傲慢さや利己主義、配慮の無さが、長い年月をかけて、別の男に深い恨みを植え付けていく。作者があとがきで説明しているような、着想となった出来事にも強く興味を覚えた。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    ここで本を愛する読書家の皆さんへ質問です。「本が凶器になるのはどんな場合か?」この物語は文字通り、本が凶器となった復讐譚です。しかし、加害者ともなる主人公の矢鱈、男のエゴで美化されたロマンシズムや自分の才能の無さを「ニコラが凄いからだ」と転嫁する高い自尊心を守る方法などはぶん殴りたくなるほど、嫌いです。

  • けいちゃっぷ さん

    おフランスのミステリは私の柔肌には合わないという固定観念がありましたが、多少は改善されたかな。それにしても、なんてジコチューな男なんだ。結果的には二人の出会いが不幸を招いたということか・・・。235ページ

  • 愛玉子 さん

    本が、人を殺す。「仮に私が犯罪を行ったら、皆さんは犯罪があったことすら気付かないでしょう」とは、エルキュール・ポアロの台詞だったか。男はひそやかに復讐を実行していく。『本』を使い、犯罪があったことすら気付かれない形で。テレンス・スタンプ主演で映画化もされており、原作と映画では多少雰囲気が違うのだが、原作の方がよりフランス度が高い。(フランス度って何だ。わかりにくい表現で申し訳ない)ちなみに私は映画の方が好みです。

  • 南註亭 さん

    1冊の本についてのミステリー。映画化もされました。内容的にはかなり面白いです。ただ、文庫版の装幀というかカバーイラストは「違う」でしょ。 お気に入り度 ☆☆☆☆★ 4.5です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品