ジャン・アンリ・ファーブル

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ファーブル植物記 上 平凡社ライブラリー

ジャン・アンリ・ファーブル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582766240
ISBN 10 : 4582766242
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,240p

内容詳細

『昆虫記』のほかに沢山の科学の入門書を残したファーブル。様々な比喩をもって語りかけるスタイルには、19世紀古典の面白さがある。草や木々に対する細やかな見方が深まり、植物への愛情をかきたてる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・ファーブル : 1823‐1915。フランスの昆虫学者、植物学者。南仏の寒村サン・レオンに貧農の子として生まれる。苦学してアビニョン師範学校を出た後、小・中学校の教師をしながら、独学で物理、数学、自然科学の学士号と理学博士号を取る。昆虫の生活史と本能の研究を天職とし、観察と実験をつづけた。1871年教職を退き、「子どものための科学の本」など自然科学の啓蒙書を書く。79年以降セリニャンのアルマスに隠棲して、『昆虫記』全10巻を完成した

日高敏隆 : 1930年東京に生まれる。東京大学理学部卒業。東京農工大学教授、京都大学理学部教授を経て、京都大学名誉教授

林瑞枝 : 1934年東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。駿河台大学文化情報学部教授を経て、現在、著述・翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • eirianda さん

    ある植物のイメージについて調べていたら、図書館で見つけた本。昆虫記も読んでいないが、植物の擬人化した表現が面白く、最初からじっくり読むことにした。子ども向けに、と本中にあるが、大人向けでも十分。なぜなら、植物を説明しながら、人の生き方はいろいろあるのだ、ということを語っている本だから。理系脳でもないし、植物にそんなに興味もないが、中学生か高校生くらいのときにファーブル先生の理科の授業を受けていたら、理科が好きになっていたかもしれない。さて、下巻へ。

  • Bartleby さん

    ファーブルは植物記も書いていた。ということで気になって読んでみた。もっともこちらの方が昆虫記よりも先だが。子ども向けに書いたものだという。擬人化もまじえた素朴な語り。しくみを解説するより、やはりよく見ることにこだわっている。平凡社ライブラリーより、もうちょっと判型を大きくして、岩波少年文庫とかから出せばいいのに。植物は動物よりも人気がないから、だれも読まないだろうか。

  • あだこ さん

    植物の生態についてなるべく専門用語を用いずに語る。植物の有り様を人間の生活に喩えたり、ときには植物から見た人間の生き様を風刺してみたりと、その語り口が読み物として面白い。

  • 春 さん

    ファーブル先生の植物詩。昆虫ほど動かず、観察が難しそうな植物にも、ファーブルらしい視線がそそがれています。上下共に読みごたえ抜群。

  • まんぼう さん

    子供に向けて語りかけるという形式で、植物を中心とした生命の神秘と仕組みの話。専門用語を極力使わず様々な比喩表現とウィットで皮肉に富んだ「これがフレンチジョーク…!」と言うような小咄で面白おかしく進行する。身近な植物たちの複雑な構成と仕組みに、葉の一枚ですら何も知らなかったのだと思い知る。喰う者と喰われる者、生命の循環、生存競争についてファーブルが綴った一文「創造の摂理を推し量れるほど、我々は炯眼であろうか。自己防衛はしよう。だがうらみごとは言うまい」に科学者の矜持と自然愛好家の自然への愛と敬意を感じた。

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ジャン・アンリ・ファーブル

1823〜1915年。南フランスのアヴェロン県に生まれる。博物学者。教員生活のかたわら、南フランスの自然のなかで昆虫の行動観察に打ち込んだ。その研究成果は後年、『昆虫記』(1879〜1907年)にまとめられて、彼の代表作となった

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