ジャン・アンリ・ファーブル

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完訳 ファーブル昆虫記 第2巻 下

ジャン・アンリ・ファーブル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081310043
ISBN 10 : 4081310041
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
22cm,345p

内容詳細

博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻では、ナルボンヌコモリグモ、ベッコウバチ、ツチハンミョウなどが登場する。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多く『博物学の巨人アンリ・ファーブル』、ジュニア版『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • piro5 さん

    昆虫の生態を簡潔にまとめた本も良いが、ファーブル昆虫記の良いところはファーブル先生の観察と実験を追体験できるところ。

  • デントシロー さん

    鼈甲蜂、三歯筒花蜂、条花蜂たちの驚くべき生態、読んでも読んでも飽きる事がない。なるほどダーウインの進化論が昆虫の生態を考えると当てはまらない事実が多く存在する。今までほ乳類を代表とする脊椎動物の進化論を全く鵜呑みに信じていたが多くの疑問を感じるようになった。昆虫の本能が進化の過程で獲得された物なのか本能が進化するのか全く分からなくなった。昆虫の決められた行動全てが一つの行動が終わると結果がどうであれ後戻りしない生態をどう説明出来るのか?ファーブルがダーウインの進化論に疑問を呈する事がよく理解出来る。

  • みこれっと さん

    す、すばらしい。この一言です。蜂に寄生する小さな虫についての観察なのですが、よくもまあこんなミクロな世界をつぶさに観察できたものだと感心します。当時はそんなに便利な観察道具もなかったでしょうに・・・あらためてファーブル氏の熱意に脱帽。文章もとても文学的で面白いです。

  • とろまつ さん

    昆虫たちの色々な関係性がわかり驚く。 クモの捕獲方法が分かる。ファーブルが考案した捕まえ方と同じような方法でハチがそのクモを捕獲していて、虫目線になるとそんなことも起こるのだなと偉人の凄さを感じた。 またハチに寄生するゲンセイとかツチハンミョウの生活環。自然界の仕組みに驚く。ハナバチのあのモフモフした中にしがみついている者がいるとは!初めはトトロにしがみつくメイちゃんを連想してほのぼのとした気分で読んでいたが、そら恐ろしい結末になる。でも、その変態の仕方も理を得ていて納得してしまう。 昆虫楽しい。

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