ジェーン オースティン

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高慢と偏見 下 光文社古典新訳文庫

ジェーン オースティン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334752415
ISBN 10 : 4334752411
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,375p

商品説明

はつらつとした知性を持つエリザベスと姉妹たちは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士とその友人ダーシーと知り合いになる。ダーシーの高慢な態度にエリザベスは彼への嫌悪感を募らせるのだが……。すれ違いの恋を笑いと皮肉たっぷりに描く、英国文学の傑作、香気あふれる決定訳登場。

内容詳細

ダーシーの屈折した恋の告白にエリザベスは反発した。だが、ダーシーの手紙で己の誤解に気づき、数ヵ月後の思わぬ再会で彼への感情は変化していく。そこへ、末妹の出奔、彼の叔母君の横槍が…。恋のすれ違いを笑いと皮肉たっぷりに描く、英国文学の傑作、決定訳登場。

【著者紹介】
ジェイン・オースティン : 1775‐1817。イギリスの小説家。ハンプシャー州スティーヴントン村の牧師一家に生まれる。兄弟が多く、ジェインは充分な学校教育は受けられなかったが、家庭教育と読書で教養を身につけた。11歳で習作を書き始め、「人生は奇想天外な設定ではなく自分の身の周りにこそある」と、中産階級の人々の生活を好んで描いた。『高慢と偏見』は20歳で書きあげて17年後の1813年に刊行され、『分別と多感』(1811)とともにたいへんな人気を呼び、時の摂政皇太子も愛読したという

小尾芙佐 : 1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紅はこべ さん

    ガーディナー叔母さんがジェインの失恋について、エリザベスに「あなただったら、よかったのにね。あなたなら、笑いとばして、はい、おしまいだもの」と言ったが、そんなことない。本気の恋なら、失うかも知れないと思ったら、さすがのエリザベスも落ち込む。人の良いジェインとビングリーの方が、知性を誇るエリザベスとダーシーより、人を見る目があったようだ。打ちのめされている時でも、客観性を保てるのがエリザベスの知性なんだろうな。

  • ハイク さん

    上巻最後のエリザベス宛のダーシーからの手紙は彼女に大きな影響を与えた。何度も読み返すうちに彼の真意が理解出来るようになった。つまり彼女自身ダーシーに偏見を持っていた事に気がついたのだった。末妹のリディアの疾走、姉のジェインの結婚等ベネット家は急に忙しくなってきた。そしてエリザベスにおいても風雲急を告げた。これらを著者は丁寧に状況や心情描写をする。若い男女の恋愛は現代でも大きな差異はないと思う。恋愛物語は男と女の感情のぶつかり合いでお互いの人物の探り合いなのだ。不朽の世界の名作として数えられるのであろう。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    面白かったー♪ 書名の「pride」と「prejudice」がなるほどでした。■恋愛小説というより教養小説ですね。当時の英国社会における階級と相続、中産階級の台頭 等から伺える英国らしさと若者の新しい有りようが物語に膨らみを与え。全ての人物が生き生きと動き回る様が目に浮かぶ様で。■思慮深く誠実なエリザベスとダーシーが特に終始魅力的でした。2人が其々に自らの生硬さを省み成熟するくだりは目の前が晴れ渡る様で。物語全体から感じる品の良さや温かみは、世界に向ける作者の温かい眼差し故なのでしょう(1813年)(→続

  • at-sushi@ナートゥをご存知か? さん

    舞台は18世紀頃、女子に遺産相続権が無い時代の英国。地主階級同志の婚姻をめぐるドタバタを描く元祖ラブコメ。五人の娘を良家に嫁がせようと暴走するイタい母親や、饒舌で中身スカスカな従兄、ビッチな妹等各キャラが立っている。ヒールから一転してイケメンヒーローに転ずるダーシーの立ち位置は完全に「紫の薔薇の人」w 馬車や舞踏会等、当時の風俗や慣習を知るうえで勉強にはなったが、果たして令和の今これを読む意味があったのか、俺。

  • 里愛乍 さん

    そもそもは惹かれ合うから反発するのだ。意識始めたリジーちゃんの可愛らしいこと、頑張れと応援したくなる。妹ちゃんの奔放、ジェインの御縁、この辺りから物語は加速をつけ、こちらもつられて一気読み。レディキャサリンとのやり取りは爽快で、最高に気持ち良かった。最初は鬱陶しくも思っていたお母さんも、ここまでくると寧ろ癒される。上品なユーモアとはこういうものなのか、大団円的ラストも微笑ましく、楽しい読書時間でした。

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ジェーン オースティン

1775‐1817。英国南部ハンプシャー州生まれ。18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、その作品は近代イギリス長編小説の頂点とみなされている。また英語における自由間接話法(描出話法)の発達に大きく貢献したことでも知られる

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