ジェーン・フルトン・スーリ

人物・団体ページへ

考えなしの行動?

ジェーン・フルトン・スーリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778311797
ISBN 10 : 4778311795
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,189p

内容詳細

意識と無意識の境界はアイデアの宝庫。窓を鏡にする、傘をポケットにひっかける、背中を台にして書くなど、人々が自分の周囲の世界に反応するやりとりの瞬間を捉えた写真を掲載。発想力を育むためのドリル。

【著者紹介】
ジェーン・フルトン・スーリ : 米国のデザイン・ファームIDEOディレクター、ヒューマン・ファクター専門家。心理学と建築の学位をイギリスで取得後、1987年にサンフランシスコのIDEOに加わる。世界中でデザインやビジネスに関する講演を行い、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネススクール、カリフォルニア美術大学で講義を担当している

森博嗣 : 1957年愛知県生まれ。作家、工学博士。某国立大学工学部助教授のかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Y2K☮ さん

    デザインとはその形と機能に明確な理由があるもの。必要性を説明できるもの。電車の吊り革や蓋にパンを立てられるトースターみたいに。そこがアートとは違う。そしてCDでカラスを追い払ったりPCの熱でコーヒーを温める様に、我々は作り手が意図したデザインから離れた使い方を普通にしている。半ば無意識に。こういった発想力を意識的に磨く為の一冊。生粋のプロレスファンならすぐ腑に落ちる。四角いリングの中で何を表現して客の心を掴むか。コーナーから飛ぶ、鉄柱にぶつける、ロープで顔を擦る。どれも本来の用途ではない誰かの発明なのだ。

  • akira さん

    図書館本。 ついに出会えた森博嗣訳の一冊。ほとんどが写真と少し添えられた文という構成。捉え方の練習のような構成は不思議な感覚を呼び起こす。 デザインの概念。どちらかというと何かに付け足していくイメージが強い。しかし「de」+「sign」という構成から見るとそうではないことがわかる。足し算のデザインがうまくいかない理由が理解できた。 「designとは、語源としては『削る』という意味合いを持っていて、日本語で近いものを探すと、『最適化』あるいは『合理化』が浮かぶ」

  • いずむ さん

    皮肉でも提案でもなく、”予感”だと思う。地球上で最も怠惰な動物、ヒト。しかし、”怠惰”は、その実、便利や快適を導出する至高のデザイナである。とは書かれてはいないが、観測容易な事実である。そうしなくてもいいのにそうしていること、或いは、教えられていないのにいつしか共有されているコト。連綿と続いてきた、その反射的ともいうべき行動は、一般化を経て、価値を生み出し得る。いかなる要素を以て一般化するか、そして”価値”のベクトルをどちらへ向けるのか。問題集でも回答集でもない。しかし確実に、観察と思考を要求されている。

  • 冬佳彰 さん

    以前、日本の研究者の方の本を読んでみたことはあるが、アフォーダンス理論って分かった気がしなかったんだよね。環境と生物のどちらにも所属しないんだけど、どちらにも依拠する(空中に漂うような)「何か」に無理やり名前をつけて、あたかも実在として取り扱えるように語るみたいな感じで。で、この本は、「あとがき」に書かれているように、アフォーダンスに関連しているらしい。なんとなく、デザイナ向けに、アフォーダンスの現場を押さえた写真集みたいに受け取った。(続く)

  • ms。 さん

    写真見て、ん? と感じるけど、本当に当たり前だったり無意識だったりと自分でも同じように行動してるので正直解説読んで、そこか〜ってなった。デザインってのは動線が大事なのね。あまり深く考えずに色々なものを使ってたので、良い刺激を受けた。今度じっくり観察でもしてみるかな(笑)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品