ジェームズ・スタネスク

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侵略者は誰か? 外来種・国境・排外主義

ジェームズ・スタネスク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784753103515
ISBN 10 : 475310351X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
308p;20

内容詳細

なぜ脅威は「外」から来ると考えるのか?外来種を侵略者と読み替える「国境」の論理―それが生み出す、人間と人外の動物への「排外主義」とは何か。本書は、「人新世」や「多元的存在論」など、人間と自然の関係を再検討する諸概念・研究を手がかりに、既存の外来種論の見直しを図る人文社会科学からの応答である。

目次 : 序章 種が侵略者となるとき/ 第1章 いと(わ)しい存在の管理を超えて/ 第2章 外来種生態学、あるいは、存在多元論の探究/ 第3章 客か厄か賊か―種に印づけられた倫理と植民地主義による「侵略的他者」の理解/ 第4章 ユダの豚―サンタクルス島の「野生化」豚殺し、生政治、ポスト商品物神/ 第5章 帰属の大活劇―多種世界における市民権の非登録化/ 第6章 よそ者を迎えて―繁殖の脅威論と侵略種/ 第7章 楽園と戦争―アルド・レオポルドと復元生態学におけるレトリックの起源/ 第8章 根無し草の根を育てる―ピーター・ケアリーの『異星の快楽』にみられる侵略種と不気味な生態系

(「BOOK」データベースより)

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