ジェームス・t・ウェブ

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わが子がギフティッドかもしれないと思ったら 問題解決と飛躍のための実践的ガイド

ジェームス・t・ウェブ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393373309
ISBN 10 : 4393373308
フォーマット
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
510p;19

内容詳細

育てづらく、生きづらい。ギフティッド児と親、教育・支援者のバイブル。優れた特性と潜在的な困難をもつギフティッド児のための日常的な支援・対処法、そして心得。

目次 : ギフティッドの定義/ ギフティッド児の特性/ 意思疎通―人間関係のカギとなるもの/ 意欲、情熱、アンダーアチーブメント/ しつけとセルフマネジメント/ 激しさ、完璧主義、ストレス/ 理想主義、不幸感、うつ/ 知人、友だち、仲間/ 家族関係―ひとりっ子、きょうだい関係/ 価値観、慣習、独自性/ 育児の難しさ/ 2Eといわれる子ども/ 学校はどのようにギフティッド児を判定するか

【著者紹介】
ジェームス・T.ウェブ : ギフティッド教育に最も影響を与えた、全米トップの心理学者25名の一人。ギフティッド児、タレンティッド児の社会的・情緒的ニーズをめぐり、学校や教育プログラム立案者、ギフティッド児との相談に携わる。1981年、国の非営利団体で、ギフティッド児および成人ギフティッドに関する情報や訓練の場の提供、学会やワークショップの開催などを行うSENG(Supporting Emotional Needs of Gifted,Inc.)を設立。名誉会長として理事会にかかわる。Gifted Child Quarterlyの編集顧問、Gifted Education Communicatorの国家諮問委員会委員。2018年7月急逝

ジャネット・L.ゴア : ギフティッド・タレンティッド児の教師、進路指導教員、学校管理者、政策立案者、親として30年以上の経験をもつ。アリゾナ州のギフティッド教育長を3年務め、州のギフティッド児向け教育の監督と質の向上に貢献した。その間、各州のギフティッド教育長による全米協議会の会員となる。その5年前には、アリゾナ州ツーソンにおける、高校生ギフティッド児の指定カウンセラー兼擁護者の務めを行う。学業、社会的・情緒的助言、大学進学や就職支援に加え、当時のAPプログラム、メンターシップ/インターンシップ・プログラム、高校生の自主研究の拡充をはかった。地元の大学でよりハイレベルなコースを受講希望の高校生のために重複登録のシステム推進にかかわった。行政・経営者の実績として、アメリカ先住民人口率の高い多民族区における高校の教頭を務めた。また、アリゾナ州ギフティッド・タレンティッド学会の理事会委員で学会主催を務めた。SENGモデル親支援グループの指導に携わる。教師として幅広い経験をもつ。中学校、高校、大学の教師、小学校、中学校のカウンセラーとして勤めた。Academic Decathlon(十種類の学業分野に関しての回答を各高校代表チームが競う)やFuture Problem Solving(世界規模での実際的な問題についての解決を2時間かけて考え競う)のチーム指導経験もある。ノーザン・アリゾナ大学、フェニックス大学の大学院コースでギフティッド教育、創造性、心理学、検査と測定、コミュニケーション、進路指導などに関する指導にあたっている。1983年、アリゾナ大学よりギフティッドの極めて優秀な教師・カウンセラーに選ばれた。ミネソタ州ノースフィールドのカールトン大学卒業。アイオワ大学にて英語の修士号(M.A.)を、アリゾナ大学にてガイダンス・カウンセリングの教育学修士号(M.Ed.)を取得。現在は、Great Potential Press,Inc.のコンサルタント、編集者である。州、地域、全米、国際的に、ギフティッド児の教育的ニーズとプログラムに関するワークショップを継続している

エドワード・R.アメンド : 臨床心理士。ケンタッキー州レキシントンにて、Amend Psychological Services,PSCを開業し、ギフティッドやタレンティッドの子ども・若者とその家族の社会的、情緒的、教育的ニーズを専門としている。ケンタッキー州とオハイオ州で心理サービスを提供するライセンスを有す。開業臨床心理士として、また、コミュニティ・メンタルヘルス機関でも職務を果たし、クリニックや病院でのコンサルタントの職にもある。ギフティッド、学習障害、ADD、2E等、様々な特別なニーズのある子どもや青年のアセスメントとセラピーを提供している。子どもや親のためのディスカッション・グループや、教育グループの指導を行い、学校職員を対象としたコンサルテーションやトレーニングを実施している。州や国で開催される学会で多くの発表を行っている。そこでは主に、ギフティッドにかかわるADHD、アスペルガー症候群等の誤診、学業不振、完璧主義、教育計画、社会・情緒的ニーズの問題を扱う。SENGの理事会委員を5年務め、財務責任者でもあった。ケンタッキー州ギフティッド教育協会(KAGE)の地区代表を6年務め、現在プレジデントである。NAGCカウンセリング・ガイダンス部理事、議長を務めた。現在、デイビッドソン人材育成研究所コンサルタントである。米国心理学会会員、APA Division53(Child−Clinical Psychology)会員、ケンタッキー州心理学会会員である。2000年4月から2003年12月まで、ギフティッド教育に関する専門誌Roeper Reviewの編集者でもあった。ペンシルベニア州ユニオンタウンの生まれ。ペンシルベニア州ラットローブのセント・ヴィンセント大学を首席で卒業し、オハイオ州デイトン、ライト州立大学大学院臨床心理学科にて博士課程修了。そこでジェームス・ウェブ博士の指導を受けた。ノースイースト・オハイオ大学医学大学院(現在はノースイースト・オハイオ医科大学)にてチーフ・インターンを務め、インターンシップと研修を修了した

アーリーン・R.デヴリーズ : デモイン公立学校にて20年以上にわたりギフティッド・タレンティッド教育のコミュニティ・リソース・コンサルタントを務める。ガイダンス・カウンセリングの修士号をもつ。ギフティッド児とその親の社会的・情緒的ニーズに特に関心がある。アイオワ大学、ドレイク大学の大学院で心理学を教授。2005年、ドレイク大学学校教育研究科より優秀卒業生賞を受ける。1985年以降、ギフティッド児の親向けの10週間ディスカッション・ガイダンスを70以上実施している。全米や各州でのギフティッド児の親や教師向けの学会での講演を多数行う。SENGプレジデント、SENG、全米ギフティッド児協会(NAGC)理事会員、Roeper ReviewやParenting for High Potentialの編集委員会委員。ギフティッド教育に関する専門誌に論文を多数掲載される。NAGCの親・コミュニティ部会議長、アイオワ州タレンティッド・ギフティッド協会の議長を数年務める。2004年、アイオワ州タレンティッド・ギフティッド協会より功労賞受賞

角谷詩織 : お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(人文科学)。現在、上越教育大学大学院学校教育研究科准教授。専門:発達心理学・教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほし さん

    個人的にはギフテッドという概念について、こと日本における受容のされ方には危ういものがあると感じており、その取り扱いにはより慎重さが求められるべきだと思っています。ただ、あることは突出して得意であるのに対し、あることは寧ろ苦手…というような非同期発達の顕著さゆえに、学校生活などの困難さを抱えている子は存在しており、そのような子の親にとって本書は参考になる点が多いのではないでしょうか。特に、第3章における意思疎通のポイント(子どもと完全に二人だけで過ごす時間を数分だけでも毎日作る、等)は参考になると思います。

  • みみりん さん

    知り合いのお孫さんがギフティッドだという話を聞いてどのようなものかという興味から読んでみたが優れた特性が無くても子育てに必要な知識が丁寧に解説されていた。長男は特に言語の発達が早くこだわりが強かったり皮膚感覚や味覚が敏感で育てにくく苦労したがこのような知識があれば違う対応ができたと思う。中でも1人っ子に弟妹が生まれた時の対応は自分の弟が生まれた60年以上前の記憶が蘇った。

  • かなかなかな さん

    読みごたえのある本。 ギフテットの子どもに対して、親は悩むだろうな。色々な知識の発達は、反対に生きにくいところがあると言うこと。ギフテットという素晴らしい名前でもあり、子どもは、社会の宝。もっと世の中が、ギフテットの知識を持ち、よりよく生きられる社会になれば良いと思う。

  • chi0926 さん

    とにかく具体的で参考になる。多岐にわたり分厚いが意外と読み進められる。バイブルにしたい、買う。

  • luckyair さん

    本文が458ページと分厚いが、教育に携わる人は避けてはダメ。大人が見本にならないと。→学ぶ意欲のある親、他の人々と自分の情熱を分かち合い、励ましあう親は生涯にわたり学び続ける必要を促し、子どもの自尊心を培う上で支えとなる。同様に情熱を見せる教師、学ぶことが好きな教師、子どもとつながる力のある教師はギフテッド児にとって重要な存在となる。また、あらゆる問題にムキになって子どもと対立する必要はなくバトルを取捨選択することも大切。ギフテッドの言語能力は高く、対等になるため無為に争うべきではない。★★★★

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