ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実

ジェフ エメリック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309277165
ISBN 10 : 4309277160
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
589p;21

内容詳細

『リボルバー』から『アビイ・ロード』まで、ビートルズのレコーディング現場にいた唯一のエンジニアが語る未公開エピソード満載!

【著者紹介】
ジェフ・エメリック : 1946年ロンドン生まれ。レコーディング・エンジニア、音楽プロデューサー。1962年、16歳の時にアシスタント・エンジニアとしてEMIスタジオに参加、1966年に正規のエンジニアに昇格してビートルズ担当となる。1969年にはEMIを離れ、ビートルズが経営するアップル・レコーディング・スタジオ、1973年にジョージ・マーティンが主宰するAIRに移籍。グループ解散後も引き続きポール・マッカートニー&ウィングスのエンジニアを務めるほか、エルヴィス・コステロやジェフ・ベックなど多くのアーティストを手がける

ハワード・マッセイ : 音楽ジャーナリスト兼プロデューサー、エンジニア。「ミュージシャン」誌の前テクニカル・エディターであり、様々な業界刊行物に編集者として協力してきた

奥田祐士 : 1958年、広島生まれ。雑誌編集を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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リボルバーからアビイ・ロードまで、ビート...

投稿日:2021/06/24 (木)

リボルバーからアビイ・ロードまで、ビートルズのレコーディングに立ち会った唯一のエンジニア、ジェフ・エメリックが当時の状況を語った本です   今まで色々な人のインタビューを読んできた中で、エンジニアの人が一番フラットな立場で語ってくれるというイメージを持っているのですが、ジェフエメリックもそんな感じです   ビートルズの凄い部分も、ちょっとどうかしていた部分も、必要以上に私情を交えず淡々と語ってくれます   読んでるだけで、天才たちが起こした奇跡を追体験できるような素敵な本です   ジェフは基本的にはポールびいき寄りの視点なのですが、それはミュージシャン的にはポールの方がやりやすかったというのが大きいのかなと思います   ジョンレノンはとにかく思ってる事を抽象的にしか伝えられない不思議ちゃんで、確かに一緒に仕事をするのは大変そうです(それ以上にやりがいも大きかったと思いますが)   感傷的な文章ではないのですが、むしろだからこそなのか、読んでいて当時のどんどん成功していくワクワク感、しかしどんな成功もいつかは終わりが来て、噛み合っていた歯車がバラバラになっていく様子も痛いほど伝わるのでした   ビートルズが起こしたレコーディングの革命に感嘆するもよし、天才たちが出会って別れていく物語を味わうもよし   この本を書いてくれてありがとうとジェフに言いたくなる奇跡の1冊です

hikari さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aloha0307 さん

    原文で読もうとするも挫折。 ビートルズファン究極垂涎の書。リボルバー』以降ビートルズの録音現場にいた唯一のエンジニア:Emerick氏が綿々と語る。冒頭から大衝撃”Tomorrow Never Knows” ぷよぷよと涌き出る様な、あの効果音&”山のてっぺんでダライ・ラマが唱っている感じ”に歪めたヴォーカルの秘密が明かされます。加えて素晴らしいのが、4人をはじめとした人物に関する描写です。愛情と客観性がこの本では一貫(詳細記せず残念)。ビートルズサウンドの魅力にある謎が少しは解けた気がしています。

  • ぐうぐう さん

    「ピアノの音は絶対ピアノっぽくするな。オレのヴォーカルは月からうたってるような感じにしてくれ」16歳でEMIにアシスタント・エンジニアとして雇われたジェフ・エメリックが、ビートルズの本格的な初セッションに立ち会ったのを機会に、数々のアルバムに参加した思い出を綴った『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』。ビートルズの評伝は多々あるが、エンジニアという立場でサウンドからビートルズ史を綴っているのが、本書の特徴だ。(つづく)

  • おたま さん

    レコーディング・エンジニアであるジェフ・エメリックが、ビートルズのすぐ近くにいて、その誕生から解散までを見届けた「ビートルズ盛衰記」。エンジニアという立場から書かれただけあって、ビートルズの音楽が作られていく細部への言及があって大変興味深い。特に『リボルバー』から始まるレコーディング・ミュージシャンとしてのビートルズの音作りが凄い。『リボルバー』『サージエント・ペパー』『アビー・ロード』のレコーディング・セッションについて書かれたところは読みごたえ十分。

  • tjZero さん

    意欲作『リヴォルヴァ―』から最終作『アビイ・ロード』まで、ビートルズ後期のレコーディングに関わったエンジニアの回想録。このバンドがライヴを行なわなくなり、スタジオ・ワークに専念した時代だから、エンジニアの役割は非常に大きい。なので、貴重な証言集。メンバーからの常識を超えたリクエストに、120%応えようとした創意工夫のあざやかさが、まるでスタジオ録音に立ち会っているかのように伝わってくる。P.217”ビートルズの辞書に「ノー」という言葉が存在しないことも承知していた”。

  • yodogawa03 さん

    ビートルマニア必読本

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