ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー

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デンマークの親は子どもを褒めない 世界一幸せな国が実践する「折れない」子どもの育て方

ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087890082
ISBN 10 : 4087890082
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

「幸福指数世界一」を40年以上キープするデンマークの幸福の秘訣は子育てにありという切り口から、この国の子育ての特徴を数々の研究データや自身の経験を踏まえて解説。

「PARENT(親)」の頭文字を使い、6つのキーワード<P:Play(遊ぶ)A:Authenticity(ありのままを見る)R: Reframing(視点を変える)E: Empathy(共感力)N: No Ultimatums(叩かない)T:Togetherness (仲間とつながる)> で構成する子育て本。

現在、アメリカ、イギリス、ブラジル、トルコ、ハンガリー、ロシア、韓国など全15か国以上で刊行決定した世界的なヒット作。デンマーク社会の根底にある「人とのつながりを大切にする」という考え方は日本人にとっても共感できる一冊!

■主な内容
・子どもたちが自由に好きなだけ遊ぶ時間が、子どもの「折れない」心を育む。
・デンマークの親は、絶対に必要ではない限り子どもに手を貸さない。
・異なる年齢の集団で遊ぶことで、子どもは自制心と交渉術を学ぶ。
・ハッピーエンドの物語に慣れさせない。子どもは人生には起伏があることを知る。
・結果ではなく、プロセスを褒めるのがデンマーク流。
・親と子の意見が違うことを尊重すると、子どもに信頼と敬意が生まれる
・子どもが失敗したりミスしたりしても「よくやった」「頑張った」とは言わない。
・よその子に「あの子は〜な子よね」というレッテルを貼らない。
・派手に叱るときは、時と場所を選ぶ。
・夕食を争う時間にしない。
・子どもに爆発しそう、怒鳴りそうと感じたら、親が他の部屋に行きしばらく閉じこもる。
・子どもの無理な要求でも、話を聴く姿勢を見せることが、親への敬意を生む。
・親が「今」に集中すれば、子どもも「今」に集中する。
・家族がチームであることを子どもに教える。

■目次
序章 デンマーク人の幸せの秘訣は?
第一章 あなたの「初期設定」は本当に正しいか
第二章 P:Play(遊ぶ)
第三章 A:Authenticity(ありのままを見る)
第四章 R:Reframing(視点を変える)
第五章 E:Empathy(共感力)
第六章 N:No Ultimatums(叩かない)
第七章 T:Togetherness and Hygge(仲間と心地よくつながる)

■著者プロフィール
ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー: アメリカ人の作家、コラムニスト、文化研究者。大学で心理学を学び、北欧と中央ヨーロッパでコミュニケーション学と作文技術を教える。デンマーク人と結婚して一三年になり、常に文化の違いに強い関心を持ってきた。四カ国語を話し、夫とふたりの子どもソフィアとセバスチャンとローマに住む。

イーベン・ディシング・サンダール:有資格のコーチ、作家、ナラティブ・セラピーの認定療法士、デンマーク心理療法士協会(MPF)会員。コペンハーゲン郊外で個人診療を行う。専門は、家族と子どものカウンセリング。元々は教師の資格を持ち、デンマークの教育システム内で一〇年働いた後、ナラティブ・セラピーの資格を得た。仕事に情熱を注ぎ、その専門意見は多くの雑誌や新聞に引用され、デンマークの国民的ラジオにも出演。妻であり、二人の娘アイダとジュリーの母。

■訳者プロフィール
鹿田 昌美(しかた まさみ):国際基督教大学卒業。訳書に『フランスの子どもは夜泣きをしない―パリ発「子育て」の秘密―』(集英社)、『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる 最高の子育てベスト55―――IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法 』(ダイヤモンド社)、『レディ・レッスン 〜ポジティブガールの教科書〜』(大和書房)、『ドレスを着た男子』(福音館書店)など多数。

【著者紹介】
ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー : アメリカ人の作家、コラムニスト、文化研究者。大学で心理学を学び、北欧と中央ヨーロッパでコミュニケーション学と作文技術を教える。デンマーク人と結婚して一三年になり、常に文化の違いに強い関心を持ってきた。四カ国語を話し、夫とふたりの子どもソフィアとセバスチャンとローマに住む

イーベン・ディシング・サンダール : 有資格のコーチ、作家、ナラティブ・セラピーの認定療法士、デンマーク心理療法士協会(MPF)会員。コペンハーゲン郊外で個人診療を行う。専門は、家族と子どものカウンセリング。元々は教師の資格を持ち、デンマークの教育システム内で一〇年働いた後、ナラティブ・セラピーの資格を得た。仕事に情熱を注ぎ、その専門意見は多くの雑誌や新聞に引用され、デンマークの国民的ラジオにも出演。妻であり、二人の娘アイダとジュリーの母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • たまきら さん

    自分がミスフィットなので「○〇の国では…」というステレオタイプは苦手なんですが、良い考えを学べる最初のきっかけになるのならいいのかなあ、と。自分が「ポリアンナちゃん」とからかわれるぐらい日向ぼっこタイプ思考なので、こういう考え方好きです。いろんなものを「嫌い」「ダメ」と切り捨てるより「そういうのもあるんだね」と思考を柔軟に切り替えたいものです。…先日ジャマイカ人の知人が娘が駄菓子を地面に落としたら「やった強くなれるね!早く食べなよ!」と促していておかしかった。あはは!どこでも子育ては大変で面白いんだなあ。

  • りょうみや さん

    良い内容。デンマークの高い幸福度の根本には教育があるとして、幸福論にもなっている内容。項目自体は他の育児本にもある内容だが、まとまっており、研究結果もほどよく引用され納得感がある。著者は夫がデンマーク人のアメリカ人で、たびたびデンマークとアメリカを対比しており、アメリカの個人主義、競争社会が幸福に繋がらないこともよくわかる。タイトルは内容と一致しておらず、褒めることは本書のごく一部であり、褒めないわけではなく結果よりも行動そのものを褒めることが大事ということ。

  • えな さん

    褒めない訳ではない。たやすいタスクをいちいち褒めないだけ。【「折れない」こどもの育て方】の方を全面押しでよいかも? プロセスを褒める。成長マインドセット。「親自身が自分の感情に正直になる手本を子供に見せ、あらゆる感情を感じて良いのだと子供に教えること。幼いうちから負の感情も含めたあらゆる感情を認識して受け入れることを学んでおけば、世渡りが楽になるはずだ。」「ネガティブな出来事をなかったことにはしないが、考えもしなかった別の一面があることを当然のように指摘する」このreframingはぜひ習慣化したい。

  • めん さん

    「デンマーク的な思想と子育てスタイルが、『レジリエンス(折れない心)を持つ情緒が安定した幸せな子ども』」を生んでいることから、そのノウハウを紹介。柱は「自由遊びと共感力とソーシャルスキルを重視する」という考え方。キーワードは、・遊ぶ・ありのままを見る・視点を変える・共感力・叩かない・仲間と心地よくつながる。‘ありのままを見る’ヒントは、@自分をだまさないA正直に回答するDあらゆる感情を網羅した物語を読み聞かせるなどIまで。それにより、自分の様々な感情を認め、コントロールする能力を鍛えていきたい。図書館

  • TETSUYA さん

    子を持つ親として、参考になる内容多数。デンマーク人との(悪い)対比として頻出するアメリカ人側に自分もいることがわかり、反省。いろいろと実践したいなと。これは要再読。

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アメリカ人の作家、コラムニスト、文化研究者。大学で心理学を学び、北欧と中央ヨーロッパでコミュニケーション学と作文技術を教える。デンマーク人と結婚して一三年になり、常に文化の違いに強い関心を持ってきた。四カ国語を話し、夫とふたりの子どもソフィアとセバスチャンとローマに住む

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